OTOHOKiの世界
長野県在住の友人、pianist朋さんの【音旅】と称したピアノライブツアーが先日無事終了!
わたしが秋田県に定住し、しばらくたったあたりからpianist朋さんは秋田に来てくれ、ピアノライブをしてくれました。
そこからどんどん縁がつながり、かかわる人が増え
2019年からほぼ毎年秋田県の各地でライブをするツアーが展開されるように。
pianist朋の【音旅】は、秋田のみならず
長野、大阪、福岡、箱根、東京と
全国各地で開催されています。
脈々とつながるその軌跡は
不思議とその土地のエネルギーを解放するような道筋であり、自分のルーツを思い出すような時間でもあります。
2024の【音旅】は、pianist朋さんと、秋田市で長年自律体操を教えている心身整え師晴美さんとのタッグで巡ることが決まりました。
pianist朋
ピアニスト/演奏家/コンサート企画運営/オリジナル音楽制作
熊本県生まれ 神奈川県出身長野県在住。現在4人の子育て中。5歳からピアノを習い始めクラッシックで鍛錬された力強い音色とjazzや個性派アーティストとの共演で培った自由に広がる即興センスが持ち味。都会育ちから一転かつて修験道の地だった信州山中の古民家で家族のみで赤ちゃんを迎えるプライベート出産を体験。母であり、妻であり、娘であり、自然とひとつになるような壮大な音のフィールドを生み出すイニシエートの力を持つアーティスト。
野々村晴美
心身整え師
秋田市出身。
中学から大学までテニスで様々な大会に出場。その時痛めた膝、腰痛のメンテナンスで20代から野口整体の操法を受ける。2002年自分で自分をメンテナンスできる自力整体に出会い、6年間指導員として活動。2008年に独立し、野口整体の理念を基に「自律整体体操」と「活元運動」を指導している。
OTOHOKi 音祝の'音'
2024の【音旅】は、OTOHOKiと名づけられました。
pianist朋さんはじめ、スタッフとイベントタイトルについて打ち合わせしていたとき上がっていたのが
和の感じ
英語ではない
口ずさみたくなるようなリズムがある言葉
お酒の神様とか神様の名前
祝祭、讃える祭り
まだあったと思うのですが、みんなからのインスピレーションをいただいて、ひとり唸っていたとき
ふと、'祝'の文字を調べだしました。
'祝'には、'ことほぐ'という読み方、音があると知りました。'言葉で祝う'という意味であり、'言葉で呪う'という意味も持つ。
両面どちらも併せ持つ読み方(音)でした。
なんだか真ん中がビビっとするような感覚を覚えつつ、日本語の持つ響きに、これいいなぁと思い、単純に、pianist朋さんは音で祝う!!ってことで
'おとほぐ'を名詞っぽくしたくて'おとほき'にしました。
今回のライブテーマの中に玉があったので、視覚的に丸になるようローマ字表記に。
'OTOHOKI'にして提案。
pianist朋さんが、Iを小文字にした方がいいと言ってくれ、'OTOHOKi'に。
Iにも、玉があった!!!
まるで人みたいにも見えるi。
I=アイ=わたし。
OTOHOKi 音祝の日
OTOHOKiは以下の日程で開催されました。
5/28(tue)YU 遊佐町(山形県)
5/31(fri)-6/1(sat)TA 田沢湖(秋田県)
6/2(sun)KA 鹿角市(秋田県)
イベントタイトルを練っていたとき、各地の頭文字つなげると'YU TA KA' 豊かになる!ときづいたので
ああ、このツアーは'豊か'もテーマなのね。と感じる。
わたしは鹿角の主催でした。
どんなイベントになるか?想像するし打ち合わせもしたけど、蓋をあけたら何もかも超越していた。
鹿角での打ち合わせでは
地のエネルギーを感じる!
玉だね、そうだ泥団子作ろう!
魂を玉に見たてて、お腹(丹田)のあたりで振る'たまふり'をしよう!
という話になったのでした。
で、副題が
魂ful PIANO×Voice×泥玉アート
ピアノ?声?ど、泥玉??
なんのこっちゃ!なのに、なぜか、会場のスタッフのみなさんが笑って受け入れてくれた不思議笑
OTOHOKi 音祝 鹿角
会場は、元小学校で地域にひらかれた複合施設【NPO法人かづのふるさと学舎】さんをお借りしました。
校舎のすぐ近くを十和田湖からつながる川が流れ
森の中で遊べる素晴らしいロケーション。
openの時間になりつつ、顔見知りが多かったのもあり談笑したり、遅れてる人を待ったりしてなかなか始められなかったのは、できるだけみんなで始めたかったのだな、わたし。
それでも、場の空氣をガラッと変えて
グッとまとめてくれるのがpianist朋さんの音。
いつも一番はじめに、開催地の音を即興でおろしてくれます。
ダダダダダと底から湧いてくるような音に
足踏みせずにはいられなかった。
すぐにみんなが踊りだす!
最初の音はFacebookライブに残したのでご覧ください▼
今回のツアー各地で参加者みなさんで歌う
'千の風になって'
鹿角でも!
地からの音をpianist朋さんが奏で、晴美さんの声が柔らかく響き、それにみんなの声が混ざり、天に届くようでした。
そこからはとにかく、free!!!
みんな、解散ーー!とばかりに
おのおの飛び出してゆく。
動かずにその場で音を浴びたり
グラウンドに飛び出したり
川で遊んだり
ピアノを聞きながら、泥団子のための泥を練る
踊ったり、歌ったり
トイレに行くのも、歌うのも、踊るのも、川に行くのも、グラウンドに行くのも、ピアノを聞くのも、
泥をこねるのも、おしゃべりするのも、
全部が同時にそこにあった。
謎の泥団子ファッションショーをすることになりpianist朋さんが
「よし、一人一人に曲弾くから、並んで!」
なんて贅沢な!!
急遽、泥団子ファッションショーの開幕。
一人ずつウォーキングなんだか踊りなんだかで
思い思いに泥団子アピール笑
数えたら8人で、なぜか8の字にぐるぐる回ってフィニッシュ♾️
やー、笑った笑ったって部屋に戻り
pianist朋さんのピアノに最後浸る!!
ほんとうに、ひとりひとりが主役で、みんながそれぞれ自由で!
元学校という場所で、好きなように遊びまくれたのはほんとうに最高でした。
普段の暮らしで、みんながそれぞれに背負っている役割をおろして、楽になった一日。
自分の内面から外の世界へ放出して
内側にある傷とか、痛みとか、悲しみとかが
溶けていくようでした。
ツアー最終地であり、すべてを出し切ったpianist朋さんは、最後脱力で立ち尽くしていました。
参加者、スタッフのみんなでハグだ!!と行列ができて、、、。
みんながゆるんで、みんなが自由に遊んだOTOHOKi鹿角でした!
pianist朋さんの【音旅】は続くーー!
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