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ADDressの家守に聞いてみた

ADDressって?

いろいろと調べていく中で、ADDressというサービスがあることを知った。ADDressは「全国に数百か所ある生活拠点を手軽に利用できる住まいのサブスクサービス」で、ホテルじゃなく、古民家だったりゲストハウスだったりシェアハウスだったり、家に近い感覚で好きな場所にとまれるサービスみたいだ。

そしてこのサービスには、各家に”家守”という役割の人がいる。

<家守の役割>

  • 地域と会員をつなぐ

  • 家の管理を行う

  • 会員の暮らしをサポートする

  • 地域との交流の機会やユニークなローカル体験、その地に暮らしているからこそわかる情報を提供する

そして家守には、住み込み型で自分もその家に住みながらお客様を招き入れるパターンと、通い家守といって、普段はほかのところに住みながら、週末は掃除しにくる、みたいなパターンも可能とのこと。

それでいくと、私がしたい「住み開き」は、ADDressでいうところの「住み込み型家守」とほぼ一緒なのではないか、というところにいきついた。
そこで家守にお話を聞けないかいろいろ調べていると、イベントが開催されるのを見つけ、その締め切りが2時間後というまさにカウントダウンがはじまっている状況で(笑)、滑り込む形で申し込んだ。ラッキー。

ADDress拠点を訪れてみて

そのイベントは、実際のADDress拠点で開催されるもので、家守さんが家を案内してくれて、直接お話することができた。参加者は私含めて2名。
ADDressの利用希望者かとおもいきや、「家守側に興味があって・・・いま他拠点生活をしてて・・・」という、別角度からの参加になって、今日もまた「え、どういうこと?笑」という反応を受けました(笑)

家守側の目線で、いろいろ質問をしてきた。笑

家守が担う役割

  • 会員の予約リクエスト対応、予約サイト管理

  • 会員の受け入れ、送り出し

  • 家の清掃

  • 備品管理

  • ハウスルールの整備

  • 家や地域の魅力発信

※無人で入退出できる仕組みなので、受付時や出発時に常駐は不要
※基本的には会員(利用者)が自分で使った部分の掃除は自分で行うルールになっているため、そこがホテルとの違いで、家守の仕事は水回りのチェックやゴミ出し、冷蔵庫の整理整頓、備品補充、リネンの洗濯・乾燥といった役割になる。(シーツは棚においておいて、利用者に自分でもっていってもらい、シーツをセットしてもらう。使用後は使用済みリネンBOXに利用者がいれる。家守は使用済リネンBOXのリネンを洗う担当)

お金まわり

家守自身がその家のオーナーでない場合、家守は家賃を支払う。
電気代、水道代、ガス代、WiFi代は会社側負担。
稼働率に応じた売り上げが入ってくる。(月2-5万程度)
※稼働率や、家賃によっては、売上よりも家賃負担のほうが大きくなること(場所)もある。

ADDressの家守と住み開きの違い

ADDressだったら

  • 電気代、水道代、ガス代、WiFi代がかからない

  • 一定の稼働率があれば収入も見込まれる

  • 不特定多数の旅行客と会話することになる

  • ADDress提供の家に入る形だったら:すぐに住める状態の家に入るので、改修費用はかからないが、家守募集の案件自体が少ない

  • 自分の家をADDressで使うとしたら:個室に鍵をつけたり、脱衣所に鍵をつけたり、居室にはすべてエアコンがあったほうがいいだろうし、改修が必要(旅館業法をみたす基準になるのかな?)。ある程度アクセスのよい場所が求められそう。申請しても、受理してもらえないなんてこともありそう。

住み開きをするとしたら

  • 電気代、水道代、ガス代、WiFi代も実費

  • 基本無収入(収入を得る形にするのであれば民泊新法にのっとる必要があり、その場合は180日の稼働が上限)

  • 客層が自分の交友関係の延長線上にある程度限定される(公開範囲を広げるほど、不特定多数の旅行客と会話することになる)

  • 必要最低限の改修は必要(家によっては改修不要、でも住み開きをするとなるとある程度広い空間がほしいし、広い家を安くで住むとなると古民家におちついて、結局改修がいるパターンも多い)

  • 住み開き開始のタイミング、場所は自分で選べる

さて、、、
では私が実現したいことは何で進めるのが良いのか、、、
ADDressの家守になる!というのも1つに感じたけれど、やるなら自分の家をADDressに登録するパターンが良い気がするが、それだと改修ハードルが高い。そして遊びというよりも、ちゃんとADDressの家守としての業務を果たす仕事という責任を感じそう。

家守の案件が今は出ていないけれど、いい案件がちょうど運よく出ていたら、やってみてもおもしろいかもしれない。
自分の家を家守として提供している人に話を聞いてみたいなあ。
今月はインドと韓国に行ってあまり日本にいないから難しそうだけれど(これも初インド訪問で1人旅予定なので、価値観が変わりそうだったら綴ります笑)、11月以降Addressを使っていくつかめぐってみるのもありだ。関東エリアは家が多そう。

ここのところ連日インプットイベント続きで、今朝もam2時に寝た時点で遅いのだけれど4時に頭が動きだしてしまって(笑)、そのまま寝れずにnoteに書き出す、みたいな生活を送っていて、ちょっと考えたいことが多すぎて疲弊してきた(笑)

金銭的にハードルが低い順では、ADDressの家守募集案件の家守になるパターン<自分で住み開き<ADDressでオーナー型家守、という順になりそう。
で、自分の趣味の延長線上で気楽にやるなら、自分で住み開きという形が一番勝手気ままにできるのだろう。

採算度外視型で住み開きをするのを実現しようと思うと、初期投資の400万の回収のめどが立てば、実行に移せる気はする。あとの懸念は10年契約というところか。私はだいたい3-4年で新しいことに飛びつきたくなるので(現在転職から4年目笑)、10年間変わらずその土地でその家で住み開きをする、ということが負担に感じないかが少し懸念点。

実際運営がはじまったら、回収に躍起になりたくないし、自由にどうぞ~と気楽にしていたいし、それを考えると、クラファンで400万の負担がどこまで軽減されるかにチャレンジするのが1つという結論に至るのかなあ。
これまたクラファンもやったことがないから、考えることが増えるのだけれど(笑)

まあぼちぼち継続検討を続けよう。笑





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