BiSHが私に教えてくれたこと
拝啓BiSH様
この3年間色んなことを教えてくれてありがとうございました。
悲しいことも6人となら宝物になっていくということ、
痛みを上書きするのは痛みであるということ、
終わらぬエンドロールだってあるということ、
平和が続いていくことは退屈だということ、
孤独が運命という言葉は虚しいということ、
あの子ずるいという感情はキモイということ、
真っ直ぐな心は人の感情を揺さぶるということ、
泥臭くても一生懸命はかっこいいということ、
死ぬ気でやるということは必死に生きるためであるということ、
嘘で自分を塗り固めなくてもいいということ、
夢は笑われても諦めなくていいということ、
そして何よりも、バラバラなのは“同じ”にはなれないけど、“ひとつ”にはなれるということ。
僕はなにかになれたかい?
この答えは私にとってBiSHは
意気地無しな私が表に出すことが出来ない私を託せる存在。奥に眠らせてしまいがちな私の想いを委ねられる存在。
誰かに私を託していいのか!という人もいるかもしれないけど、そういう存在に救われる人だっている。
それが私で、それがBiSHでした。
たくさん教えてもらった私は今、人に教える仕事をしています。司会者みたいに上手くは話せないけど、それでもBiSHに救ってもらって教えてもらった分、私も誰かの何かになれるように。もう少し同じ場所でもがいてみようと思います。
こんなに切なくて悲しいなら、BiSHを知らない方が良かったと思うこともあったけど、でも今は、胸を張って
BiSHを知らないで生きるよりずっと良い
本当にそう思います。
明日はきっと泣いてしまうけれど、明日泣いた人たちの涙が、6人のこれからを綺麗に彩る花になりますように。6人それぞれがその花でできた花道を歩めますように。明日はそのスタートラインになりますように。
ハッピーエンドにしたいね。
たくさんのことを教えてくれて、私の新しい世界の扉を開けてくれて、本当にありがとう。まずは、明日は6人が6人らしく、BiSHがBiSHらしく居れる日でありますように。
感謝と愛の交換ができますように。
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