私には夢がある。
大きな夢がある。

夢があることは、
すごくありがたいことなんだけど
すごく苦しくもある。

夢があることの何が苦しいかって
その夢を追うことへの覚悟を持ち続けることが
一番苦しい。

どれだけ失敗したとしても、
その夢だけを見て
只管追いかけ続ける、
そういう覚悟を持つことは
並大抵のことではないし、
誰もが持ち続けられるわけではない。


私は中学生の頃から
夢が途切れたことはないけれど、
それは多分、
その夢が現実味を帯びていなかったから。

大学生になった私にとって、
夢を持つことは
将来を見ることと同じだ。
自分で決めた選択が、自分の将来になる。
そういう怖さがあるから、多分苦しいんだと思う。


夢があると
自由の中で何かを決める怖さがあることを知った。
夢があると
そのために何かを選べば
必ず何かが失われていく怖さを知った。


でも、
自分を見失うほどの出来事が起こった時、
夢があれば
自然と未来を考えるようになった。
夢があれば
信じるものがひとつできた。



そうやって、
夢があることの苦しさや怖さと
夢があることの希望が
たくさん入り混じって、
バランスをとりながら、
夢を追いかけることの覚悟を持ちつづけていこうと思う。

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