③復職と妊活再開

2021.1 復職に向けた準備

休職中は、妊活のことは一切考えず、とにかく心と体を休めることを優先しました。

最初の頃は、川沿いを散歩しながら、キラキラ光る川面をみて飛び込みたいと思ってた日々でしたが、綺麗だなーと思える日が続いた頃、復職に向けて主治医や人事とのコンタクトを取り始めました。

主治医から復職可能の診断書を受け取り、人事に提出すると、今度は産業医面談になります。

産業医面談では、休職に至る経緯や体調などを話したのですが、やはり流産のことを話そうとすると涙が止まらなくなり、復帰はまだ早いのでは…と止められたのを覚えています。

しかし、それでも前を向かないといけないので、反対を押し切り復職を決めました。

2021.3 復職

復職までは、産業医との複数の面談で生活リズムのチェックがあり、そこをクリアすると、所属部署との復帰調整となり、復職日が決まりました。

復職の意思を伝えてから、2ヶ月くらいかかったと思います。

復職は3ヶ月の仮出社期間が設けられ、その間は軽い仕事を残業なしでこなすこととなります。
休職前は裁量労働制だったのですが、この期間は定時勤務となりました。

また、3ヶ月の間で3日以上休むと復職失敗となるようで、上司の勧めでGWに有給を取ったところ人事から慌てて電話が来たこともありました笑

2021.6 妊活再開するも復職うまくいかず

仮出社期間が終わり、人事部との面談を経て本格復帰となりました。

仮出社期間中は、かなーり軽い仕事を振ってもらえたので、のんびり仕事に慣れることができてよかったと思います。

そして本格復帰したタイミングで、どのチームで働くかの面談がありました。

当時の気持ちとして、休職したことへの罪悪感が強く、同じチームでそのまま働くことは到底考えられなかったので、やったことがない仕事へのチーム移動を希望しました。

しかし、働く環境が変われば、一時的なストレスがかかるのは当然のことで、ストレスに過剰なほど敏感な身体は、すぐに重めの生理不順となって現れてしまいました…

また2ヶ月以上生理が来なくなり、かと思えば3週間で生理が来るような状態になり…

このままでは妊活も出来ない不安、そしてテレワーク環境×新しい人間関係×新しい仕事のストレスで、まだ万全ではなかった心が再び限界を感じ、結局元々のチームに戻る形になってしまいました。

基本的には復職者は元の部署で復職がセオリーだと思うが、理由がよくわかりましたし、自分の性格や向き不向きの理解が乏しかったことを痛感した経験でした。

また定期的に産業医との面談があったのですが、この頃も、少しでも流産の話をしようとしたり、自分の体調のことを伝えようとするだけで感情が込み上げてきて、嗚咽が止まらないほど泣いてしまうような状態でした。

産業医には復帰はまだ早いのでは?と言われたが、それでも強く復帰を希望してしまったのは少し反省ですが、弱すぎる自分にも少し残念な気持ちになります。

2022.6 一年経っても妊娠せず、近所の産婦人科へ

そこから一年、生理不順は続き、なぜか陽性を出し続ける排卵検査薬と、不安定なおりものの様子を見ながら、なんとなく排卵かなー?という日にタイミングを取ってきました。

しかし、一度も擦らず。

タイミングを取った日と、実際に生理が来た日から2週間遡って排卵日を答え合わせしても、全然合っていませんでした。

それでも掠っていたかな?という日が一年の中で2回あったのですが、うち1回はコロナに罹患し夫婦で高熱を出した時で、妊娠できる状態ではなかったのでしょう。

一年タイミングをとっても妊娠しなかったことから、一般的な不妊の定義にも当てはまるということで、近所の産婦人科に相談をしに行くことにしました。

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