不育症検査について

二度目の流産のあと、不育症の検査をした。

不育症とは、妊娠しても流産や死産を2回以上繰り返し、赤ちゃんを授かることができない状態のことを言う。

検査をやっている病院は都内にもあるが、不育症の権威である杉ウィメンズクリニックで検査を受けることにした。

杉ウィメンズクリニック初診

杉ウィメンズクリニックは新横浜にある。
東京駅からは新幹線で17分と、案外近いので、仕事は午後休をとって行った。

初診の予約はすぐには取れないので、流産してすぐに予約を入れておいて正解だった。

初診では、これまでの検査記録やエコー写真などを持っていった。まずは看護師さんとの問診で、これまでの妊娠の詳細を話し、再び待合室で待機。

診察室に呼ばれて、妊娠記録の確認のあとに内診があって、子宮の形や血流などを見てもらった。
結果はその場で教えてもらえて、特に問題はないとのことだった。

その後血液検査で6本ほど採血をして、お会計。
これまで特に不育症の検査をしたことがないので、13万円ほどの支払いとなった。

保険が効かない検査も多く、費用がかかるのは仕方ないが、こんなにお金がかかるのなら、改めて仕事は辞められないなーと思った。

杉ウィメンズクリニック再診

2週間後、結果を聞きに再び新横浜へ。

結果、二つの項目の数値が悪く、引っかかっていた。これらはどちらも杉WC独自の検査項目のようで、他の病院だったら正常とされていたと思うので、受けに行ってよかった。

血流が悪く、血栓を作りやすい可能性があるということで、血液をサラサラにするためのバイアスピリンを処方してもらった。

バイアスピリンは排卵1週間後からまたは体外受精の場合は移植日から妊娠16〜20wくらいまで飲み続けるそうだ。

杉ウィメンズクリニックは定期的に通わなければならないのか?と思っていたが、バイアスピリンは不妊治療のクリニックでも処方してもらえるので、ほとんどの場合は検査の日と結果を聞きに行く日の2回の受診で済むようだ。

不育症は原因不明がほとんどと言われるが、次の妊娠に向けたひとつの安心材料としても、検査を受けて良かったと思う。

不育症検査の助成金

不育症検査は13万円のお支払いとなったが、東京都では不育症検査の助成金をもらえる制度があり、5万円までの補助が出た。

全然足りないが、自己負担が少しでも減ったのはありがたいことだ。

欲を言えば、もう少し助成額を増やして欲しいし、処方されるバイアスピリンは保険適用外なので、こちらも不育症診断が出れば保険適用になるようにして欲しい…

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