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クイズで楽しく知識の定着!第4回経済クイズ(2021年5月3日~5月9日)

つみたてNISAに人生を変えられた男、積立 てるぞう(@tsumita_teruzo)です!普段は自分自身と周囲の人たちで共に金融リテラシーを高め、【豊かに生きる人を増やす】ことを目標にInstagramメインで活動しています。

クイズで楽しく知識の定着!経済クイズ~!!!

▼前回のクイズ(第3回)はこちら

クイズをやる理由は、フォロワーの方に楽しく知識の定着をしてもらうため!ぜひ最後までクイズを楽しんでいってください~!

第1問 オンライン診療

新コロの影響もありデジタル化が進む医療業界。広がってきたオンライン診療に関する問題です。

Q. オンライン診療では、医者が受け取る診療報酬(お金)は通常の診療と比べて高い?低い?

回答
①高い
②低い



正解は...




②低い です!

診療報酬ー
患者さんが保険証を提示して医師などから受ける医療行為に対し、保険制度から支払われる料金のこと

つまり私たちが直接病院に支払うお金ではなく、保険団体から支払われるお金のことを指します。

診療報酬は厚生労働省など、いくつかの公的機関によって決められるもので、病院・クリニックの重要な収益源です。

現在の診療報酬の制度ではオンライン診療がオフラインの診療よりも儲からないものになっているため、経済合理性に従う病院は導入しないことも考えられます。

医療業界のデジタル化を推進するためには診療報酬の見直しが重要なポイントになってくると考えられます。

第2問 2021年の経済成長予測

Q. 以下の国の中で2021年に最も経済が成長すると予想されている国はどれ?

回答
①アメリカ
②中国
③インド



正解は...




③インド です!


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上記の画像の通り、アメリカや中国よりも経済が成長すると予測されているのがインドです。

経済が成長するということは市場が拡大傾向にあるということ。すなわちインドで事業に参入すれば儲けやすいということです。

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現在のインドは新コロが爆発的に広がっており、物資が不足しています。

インドにとってこの状況は当然ピンチですが、インド市場を狙っている各国にはむしろチャンスです。

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アメリカ・中国などが物資を支援しており、インドに助け舟を出しています。この行為はインドと親交を深めることを目的にしており、新コロが収束した後にインド市場に進出しやすい状態を作り上げているのです。

↓Instagram投稿でも解説しました

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第3問 メルカリの出品数

Q. メルカリでは20代と60代以上、どちらの1人当たり年間出品数(2020年4月~2021年3月)が多いか?

回答
①20代
②60代以上



正解は...




②60代以上 です!

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実は高齢者の方が出品数が多いメルカリ。この理由について解説していきます。

・メルカリ教室

みなさんは、メルカリをただのアプリだと思っていませんか?

メルカリは、メルカリの使い方を教えるメルカリ教室を開催しています。

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若者は自然とアプリの使い方を理解できる人が多いですが、高齢者ではスマホの使い方もままならない人もいます。そんな人に向けて丁寧に出品方法を教えるのが、メルカリ教室です。

メルカリはオンラインの良さとオフラインの良さをうまく組み合わせ、顧客開拓を行いながら顧客のLTVも向上させようとしているのです。

デジタル化が進む中で、オンラインとオフラインをうまく使い分けることはどんどん重要度を増しています。メルカリのOMOは本でも紹介されるくらいの成功例になっています。

OMO(Online Merges Offline)ー
オンラインとオフラインを分けずに一体のジャーニーとして捉え、これをオンラインの競争原理から考えること。ジャーニーとは、人の行動・思考などを見える化したものを指す。

↑アフターデジタル2より引用。

中国の事例を参考に、デジタル化した未来について考える本。メルカリの事例も載ってます。おすすめ。

メルカリの成功例をその他のインターネット企業が真似したらもっと日本は面白くなりそうですね。

第4問 利上げによる株価への影響

前日イエレン財務長官が利上げについて言及をしました。そんな利上げについての問題です。

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Q. 利上げが行われると一般的に株価は○○する。

回答
①上昇
②下落



正解は...




②下落 です!

金利と株価は密接な関係があります。

金利が上昇すると株価は一般的に下落し、金利が下落した場合は株価は上昇します。利上げによって株価が暴落するのには主に2つ理由があります。

①株より国債を持つ方がいいと判断する人が増える
②融資の利子が増加して事業投資が滞り、景気が悪化する

①株より国債を持つ方がいいと判断する人が増える

利上げが行われるということは、国債の利回りが上昇するということ。すると株でリスクを取った際のリターンと国債で低リスク資産運用をした際のリターンが近づきます。そして「リターンがほぼ同じなら低リスクの方がよくね?」となって株を売り国債を買う人が増えるのです。

一般的には

株利回り-長期金利<3% 

の式が成り立ってしまうと暴落が起きると言われています。これらの内容をもっと詳しく知りたい方は1月16日放送のモーサテサタデーを見て、相場の論点という本を読むことをおすすめします。

▼モーサテサタデー

▼相場の論点

↑広木さんの解説はわかりやすいのでとてもおすすめ。

②融資の利子が増加して事業投資が滞り、景気が悪化する

利上げが行われると、企業が銀行から融資を受ける際の利子も増えます。すると企業が融資を受けづらくなり、事業投資に対して消極的になります。そしてお金の循環が滞り、景気が悪化しやすくなります。

これら2つの理由から、利上げの発表があると一般的に株価は暴落します。

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↑イエレンさんの利上げ匂わせ発言の日のナスダック

しかし結局は後から「利上げを予想したり勧めたりするものではない」と言っているので大暴落はこなそうです。よかった。

↓Instagram投稿はこちらから飛べます

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第5問 卸を通さないデメリット

ニトリが飲食業を始めたこと、みなさんは知っているでしょうか?

ニトリはこの"みんなのグリル”で低価格・高品質ステーキを提供しています。これが実現できるのは、卸を通さずに食材を調達しているから無駄な中抜き費用がないためです。このように、卸売業者を通さないと卸売業者に払うお金がなくなるというメリットを享受できます。

ではここでクイズ。

Q. 卸売業者を通さないことによるデメリットは?

回答
①サプライチェーンの全てを自社対応しなければならない
②生産者との距離ができてしまう



正解は...




①サプライチェーンの全てを自社対応しなければならない です!

卸売業者を通さない場合、ニトリがチキンの生産者・ソースのメーカー・油のメーカーなどと直接やり取りをしなければならないということになります。卸売業者にお金を払うか、手間を取ってサプライチェーンの全てを自社対応するか、という判断を経営者は迫られるわけです。

ニトリの場合は、自社でサプライチェーンを構築する方がコストがかからないと判断したため、卸を通さないという判断をしたということですね。

↓Instagram投稿はこちらから

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第6問 車のオンライン販売

車は一般的に販売店で買うもの。ですがその常識が少しずつ変化してきていて、オンラインで車を購入する人が増えています。

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・デジタルモーターズ

オンライン購入をサポートしているのがデジタルモーターズ。車メーカーにオンライン購入システムを提供しています。

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ではここでクイズ。

Q. デジタルモーターズを導入した販売店では客のどれくらいが店舗に行かず車を購入するか?

回答
①半分
②1/4
③1/10



正解は...




②1/4 です!

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驚異的な割合だと思いませんか?僕にとっては驚異的でした。

これもメルカリのところで紹介したOMOの一種だと思います。人によってはオンラインで手軽に購入することを選択し、また別の人は乗り心地を重視してオフラインで購入する。

デジタル化により消費者に新しい選択肢が与えられたということですね。

第7問 雇用統計と株価

先日、景気を表す重要な指標である米国の雇用統計が発表されました。

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上記の通り市場予想を大きく下回る結果となりました(=景気が予想より悪かった)。ではここでクイズ。

Q. 雇用統計発表後の株価は〇〇した。

回答
①上昇
②下落



正解は...




①上昇 です!

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景気が予想より悪かったのに株価が上がるって、不思議じゃないですか?僕は不思議に感じました。

この原因は、金融緩和にあります。

第4問で利上げについての問題を出しましたが、景気が良すぎると調整が入る可能性が高まります。そう、金融緩和が終了してしまう可能性があるのです。

ですが今回は市場予想よりも景気が悪く、その心配が少なくなりました。よって株価が上昇したという訳です。

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やっぱり短期の株価の上げ下げは読めないので、ドルコスト平均法でコツコツ積み立てるのが最強だなと感じました。笑

▼ドルコスト平均法がわからない人はこちら

◇◆◇

今回のクイズはここまで!全部で7問のクイズを出しましたが、みなさんは何問正解できたでしょうか?

全問正解できるまでnoteを繰り返し読んで、知識を定着させてみてください!

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画像引用元:テレ東BIZ

▼過去の経済クイズまとめはこちら

(おわり)

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