【全作読破 第1回】『冥途』をよむ。
みなさまこんにちは。内田百閒全作読破、ようやく本編を始めます。
企画の説明はこちら。月に一〜二回更新できればいいなという、これから年単位かけるつもりの計画です。さて、それではいってみましょー!
第一回目は、創作集『冥途』です。
大正11年(1922年)2月、稲門堂書店刊行。内田百“間”は33歳。今からちょうど100年前です。短編小説…と言うにも少し尺が短いような、文庫本にして各編3〜12ページ程の話が18本収められています。
内田百閒は『冥途』に始まる。初の単