未来が見える不安と未来が見えない不安
私ごとですが、今年、転職をすることにしました。
インフラ業から、出版業へ。
ライターは続ける。
まわりからは、「あんなに安定していて職場の人たちも凄くいいのに、もったいないよ」と何度も言われました。
わかってるんですけど、私は不安なんです、と思いました。
私にあったのは、「漠然とした不安」。毎日この生活を続けて、40歳になって、主任試験に合格して、それで何。
職場の人たちは大好きだったけど、何を遺せるかがわかりませんでした。
私は、「見えすぎた未来」がこわかったんだと思います。
この評価基準で、この役職に就いて、こんな仕事をする。
大きい会社だったのでなおさら、将来が見えていました。
将来的な目標は、フリーライターになること。
色々な方を取材したり、本を執筆したり、エッセイやコラムを書いたり、毎日違う仕事をしたい。
それを叶えるために、「書くこと」という同じベクトルに向けて、小さな1歩を踏み出せたんじゃないかなと思います。
もし周りに、未来が見えすぎてこわいという人がいたら、責めずに、不安に感じる対象が違うことをわかってあげてください。
そういう人がいるから、世の中は面白くなると信じています。
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