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19/9/2024 At Yaidzu

猛烈な暑さである。へるんさんならばラムネを飲みまくりであろう。海岸へ出れば焼けた石で火傷を負った上で海に入り生暖かい海水を掻き分けとあっては急深な海が好きなへるんさんとはいえ嫌いになるだろう。風はまだあるほうだと思うけども熱風であった。ともかく暑いわけで、私の商売は室内で済むもので良かったと雇用主に感謝した。

焼津は漁業のマチなんでしょ?などと言われるが、そんな風には思われない。昔と違い今や庶民が魚に触れることなど数少ないはずである。港は大変合理的にできており、漁師さん(外国へでる船は多国籍である)が冷凍してがばっとまとめて持ってくるマグロも鰹もベルトコンベヤー、クレーンで人間が引っ掛け引っ張るとはいえそれなりに機械化されている。作業は日中行われていても工場の引越しみたいな積み下ろし作業を間近で見られるようなことは少ないはずだ。港は基本的に関係者以外立ち入り禁止なのであるから。

意外にも魚屋は少ないのが焼津の特徴でもある。魚センターがあるじゃんと言われるだろうが、失礼承知ではあるが、あそこは観光用魚屋集約施設であり日常使いの店ではない。魚センターよりも高速道路を挟んで北側にある福一の方がまだ観光要素は少ない。南には石原水産マリンステーションもあるがこちらは観光っぽいかなというところ。
個人がふらっと入れるような魚屋となるとスーパーの鮮魚コーナーとなるのである。

しかし、焼津のスーパーの鮮魚コーナーというものは大阪のデパート鮮魚コーナーに匹敵するのではないかと私は思っている。ただし、マグロと鰹、若干の地物魚に限るのだけども。今日は我らがスーパー田子重にて焼津産伊勢海老1980円が置かれていた。980円だったかようにも見えた。

海ばかりのマチに思われる方も多いだろうか、陸地面積も広い。荒地のような場所から元旦の富士を眺める楽しみができるマチなのである。

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