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2019年4月18日のこと・・・

今日は2回目の図書館。どうやって導入しようかな~といろいろと考えた。なんのために本を読む必要があるのか、ということをどう説明しようかな、とか、みんな一斉にしたほうがいいのか、それとも学年別に説明したほうがいいのか、いろいろと。

改めて何のために本を読むのか考えると、ぐるぐる頭が回る。世の中本なんて読まなくても生きている人たちもいるし。思考を自由にするため?あるいは、より精査された情報に触れるため?ネットではいろんな情報が手に入るけど、その質は玉石混交。やはり本は出版されるまでに多くの人の目や手が入る。そういった情報に触れさせて、情報の質に対するセンスを高めるため?もちろん知識が広がるということもあるし、文章を読めないと国からの配布物も読めないわけだし。まぁでもすべてのジャンルの本があるわけだから、せめて興味のあるものからだったら本も読めるかな、なんて思って。

最終的には、まずは何も言わず、「図書館だから本を読む」で行ってみようと決めました。

10時に集合。だいぶ慣れた(といっても2週間目だけれど)一人で来る生徒たちがちらほら。たくましいぜ、ツクル生。

いつも通り円になってもらう。まぁ子どもたちもだいぶ慣れたかな。これをいずれは子どもたちが主導でやってもらいたいね~。

帰りの会でも楽しかったこととかやるから、一日の振り返りのやり方も今後は考えていきたいな、と。

今日のハッピーサンキューナイスも昨日のことだったし。次回までに考えておく。
 
今日はスタッフに地域の方が入ってくれた。学童のスタッフなどもしており、また、ずっと学び仲間でずっとやってきた信頼のおけるスタッフ。

そろそろ子どもたちだけでも回せるかな、と思い、まずは私が抜けるという経験をさせてみるということで、任せてみる日にしてみました。

朝ミーティングのときに、その旨を伝えると、「おっけー」的な雰囲気。いい感じ。

「今日は図書館ではゲームはしません。本を読んでください。」伝えました。約1名「何で?」と聞いてきましたが、「図書館は本を読むところだからです。」で対応しました。とりあえずこれでどうなるかなといった感じでした。


図書館に行く途中、私が自転車を止めている、子どもたちはどんどん先へ。ほかにスタッフがいたということもあるけれど、自分たちの判断でどんどんいけるのは素敵だな、なんて思っていました。
 
図書館に着き、11時に集合ということだけ告げて、解散。さて、どうするのかな~と思ってました。とりあえずは軽く歩いて、私は2階へ。私の存在がないところで、どうするのかを見て見たかったので。隠れてゲームとかしてたらおもしろない~と思いましたが、どうやらそれはなかったらしく、みなマジメ(笑)

何名かは本を読んでいましたが、何名かはアリバイ作りにふらふら。

あるいは、本なんてめんどくさいという生徒も数名。

「だよね~」と思いながら、ちょっと説教チックになんで本を読めるようにしておく必要があるのかということをありきたりな感じで説明。

まぁ納得してないだろうね(笑)

「読みたいものがない!」といっていましたが、どんなジャンルがあるか本人知らず(笑) 

いろいろ説明したほうがいいのかな~なんて思っていましたが、まぁ読んでも読まなくてもいいけど、簡単なやつから読んで見たら?と促してみた。

本を読むというと、字をたくさん読まなきゃいけない、という変な意識があるときもあるので、そのように言ってみた。

読んでいる子は集中して読みふけっていた。
 
11時になり集合。どこでフェイドアウトしようかなと思ったけれど、子どもたち全然大丈夫という感じなので、ここらで私はフェイドアウト。

今まではなんだかんだいって、かりた施設だと時間きっかりにきれいに終わらなければならないので、私が仕上げをしていたけれど、今日は違うとこともあり、時間はゆったり。

そんななかで子どもたちがどれくらいできるのかなって感じ。現在の後片付けの方針は「協力してやる」ということだけれど、今までのやり方を見ていると、おそらくできないだろうな、という感じ。

その経験を積ませるつもり。

それを踏まえて来週は役割分担ということになる。

そしてどういうルールにしていくのがいいのかということを考える。

その場合今後は、ある役割は早く終わって、ある役割はなかなか終わらないということが考えられる。

その場合もまた話し合ってルール作りだと考えている。

また今日初めて参加するメンバーがいた。

こういったことはなかなかいい刺激になる。いつものメンバーだと良くも悪くも落ち着く。ある程度のいざこざがあったほうが学びは多かったりする。

さて、図書館。

確かに図書館に行かない大人なんてごまんといるわけで。

そして、確かに興味のあるものはないというのも分かる。そ

もそもなにがあるか知らないということもある。無理やり読ませるのもな~、なんて思っていましたが、あぁそうか、ひとり学びタイムにすればいいのか、と思った。

本を読みたくないといっていたメンバーもいちおう勉強はしたほうがいいんじゃないかと思っているようだったので、本を読むか、タブレット学習するかというところで提案してみようと思う。

そう思うと学習は多少ゲーム要素があるから、読書よりはおもしろにのかもしれない。そうやって知識をつけていく中でいろいろな文が読めるようになったりするかな、といった感じ。

あとは時折やる絵本の教育などで文章に触れるということはやっていこうと思う。なので、次回の図書館は本を読むか学習するか、という選択でいこうと思う。

また現在私が子どもたちの三行日記を書いているのだが、それをスタッフ間でどうしようかなといった感じ。いずれは子どもたちがその日の振り返りを書くという流れにしていくということも踏まえて、いろいろ布石を打っておきたい。

以上

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