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【R5】竹の縮尺定規

団体名

滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科 金子研究室

つくりたい未来(キャッチコピー)

地域の技術、地域の産業、地域の大学による竹製品の新しいデザイン

社会課題・取組背景

竹は古くから身の回りの材料として日常的に利用されてきました。しかし、近年では安価な代替品や担い手不足により放置竹林が増加し、景観悪化など私たちの暮らしに直結する社会問題として顕在化しています。

取組概要

竹を素材とした縮尺定規をデザインし、地域の職人の技術で実現しました。竹を身近な製品として手に取り、竹の魅力とともに、竹に関連した問題を発信することで、竹害(ちくがい)解決の一助となればと考えています。

過去の取組内容

製作を担った岡根製作所は、滋賀県甲賀市で竹製品の製造・販売を専門とする県内唯一の竹尺製作所です。1948年の創業以降、日本全国に販路を拡げ、大学や企業に向けたオリジナルデザインにも対応してきました。

将来の展望

今回使用している竹は県外から供給されています。今後は、県内の竹を使用した滋賀産材での製品づくり、さらには、県内の放置竹林の整備から製品の販売までを担う持続的なシステムを構築することを目標としています。

リンク先

金子研究室サイト


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