ふゆのしあわせ

きょうはふりますね。

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朝、お布団からでることはものすごく苦手。

せっかく極楽あったかなところから、
なんで厳しい世界に出ていくの？

とか言ってられなくて。
結局、起きましょうかとなるのだけれど。

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窓の外は雪が舞っている。

家の中でも鼻のさきっぽは冷たいし
手だって、こたつから出してると冷え冷え。

こたつから出るたびに、ひやっとした空気をからだぜんぶで味わう。

コーヒーの香りが残っている。
それは冷たいこの日だから余計になのか。

この香りがわたしをあたためる。

しあわせはこういうこと。

ふゆに感じるしあわせって。