化学類の合格発表後のスケジュール

本記事は化学類の編入合格者向けの記事になります。



はじめに

 編入学試験の勉強については,調べると多少の情報はありますが,合格発表後に関しての情報がほとんどありません.さらに合格後,大学との書類のやり取りが想像以上に少なく,かつ期間もかなり空いてしまうため,不安を感じる編入学生がたくさんいることも事実です.そこで今回は実際に体験した合格発表後のスケジュールをはじめ,入学前に知っておいたほうが良いような情報をまとめました.

合格後のスケジュール

(2022年)7月20日:合格発表(およそ2日後に書類が自宅に郵送)
8月20日(だいたい):入学手続き締め切り
・入学金などの支払いが必要
~~この間 音沙汰なし~~
3/15(水):学群教務からのメールを受理
・入学後のオリエンテーションやガイダンスなどについての情報
・単位変換の準備として成績証明書・卒業証明書を大学へ郵送
※書類でのやり取りが全くないのが不安...
4/5(水):入学式,新入生オリエンテーション
4/7(金):夜に編入生歓迎会実施
4/8(土):サークル新歓祭
4/13(木):春A授業開始

成績証明書 卒業証明書の郵送

 入学書類に郵送するように書いてありますが,多くの編入学生はその時期に出せないので,早くて3月に郵送することになります.遅れることは書類に書いておきましょう.またこの書類を送るタイミングで,成績証明書・卒業証明書を余分に発行しておくと,以降の単位認定や奨学金の申込に役立ちます.3部くらいは持っておいて損はないかと思います.

・入学式
はじめて学生と絡む場になります.編入学生用ではないため学類ごとに分けられ,そして一年生と混ざって参加することとなります.服装はスーツです.管弦楽団の演奏や学長のお話を聞けます.周りの編入学生の多くがSNSなどで事前に繋がっていた人と入学式に一緒に参加していました.

・学類オリエンテーション
メールアドレスの設定やteamsなどを使うためのoffice365の設定の仕方などの書類,履修要覧などが配られます.ここではじめて同じ学類の編入学生との顔合わせとなります.

・編入生歓迎会
一個上の編入学生の方々のボランティアにより開催されました.学類ごとに履修などの相談に乗ってくれる時間と,全学類の編入学生で交流を深める時間がありました.さまざまな学類の編入学生の同期と先輩と繋がる貴重な機会です.ここでまずは友達を作った学生も少なくないかと思います.

・サークル新歓祭
サークルが集結してビラ配りをしてくれるイベントです.特に高専生はサークルの規模感に驚くかもしれません.編入学生の半数以上はサークルやクラブに所属しています.

・春A授業開始
2023年度から授業はほとんどが対面で行われています.この日までに履修を一通り決めておく必要があります.実際には春Aの授業の登録締め切りはもう少し後なのですが,初回授業から出席確認や課題提出がある授業も多いので, 悩んでいる場合は多めに履修登録をしておいて,後から履修を解除するのを推奨します.

単位認定

 高専や大学で取得した単位を筑波大学の単位に変換してもらう単位認定について説明します.基本的には配布されるExcelシート(振替表)に,認定したい筑波大学の単位と認定に利用する単位を書いていく作業になります.


授業について

 3年生の化学類は,水曜日から金曜日の4から6限の9コマは実験があります.これは必履修なので絶対です.また専門科目(化学系)の,院進に必要であろう授業数が多く,選択肢が限られているため,自由度がありません.切ないですね.ただ今年度は1限に専門科目の授業がないので,朝早起きせずゆっくり寝ることができています.

おわりに

 まわりは真面目な学生が比較的多く,勉学に励むにはかなりいい環境だと思います.とくに実験が好きという学生にはもってこいの環境です.事実,週9コマあり,かつ頻繁にレポートの提出が課されるため,実験を意識しない日はありません.充実した大学実験ライフを送れること間違いなしです.一方,大学生活を充実させたい,楽しみたいという学生はサークルなどに入って交友関係を作ることもひとつだと思います.まわりも多少ではありますが編入に関しての理解もあります.また実験があるため内部生との交流もあり,その方面で交友関係を作ることもできます.また体育の授業などをはじめ,編入学生同士の交流の機会もあるため,自分から能動的に行動を起こせばその方面でも作ることはできると思います.

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