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貴金属買取業者が「資産情報を強盗グループに提供」した件からわかること

今回はMBS NEWSで放送された「強盗事件の『ネタ元』を逮捕 貴金属買取業者が「資産情報を強盗グループに提供」か(2023年5月9日)」から分かることと、同様の被害に遭わないための対策についてご紹介します。


そもそも強盗は計画的に行われている?

企業の経済活動と同様に、犯罪企図者も犯行に及ぶ前に成否の可能性の検討や損得計算を行うと言われています。

すなわち、犯行を実施した結果の成果と、逮捕されて有罪となるリスクを、犯行をする前に天秤にかけているのです。

したがって、犯罪企図者は、より多くのリターンを得られるターゲットを探していることが想定されます。

資産情報はどこから漏れているのか?

一体、資産情報がどこから漏れているのか、これは非常に気になるテーマでですが、今回の事件でその一例が明らかになりました。

今回は、”貴金属買取業者”が、犯罪グループへ情報を提供していました。

資産情報が漏れて事件が起きるまでの流れ

  1. 被害女性の親族と知り合う(事件から5年前)

  2. 終活のため宝石を査定(事件の半年前)

  3. 金庫2つが奪われる強盗事件が発生

同様の被害に遭わないための対策

今回のケースのような、悪徳な貴金属買取業者に資産情報を悪用されないための対策として、以下の2つをご紹介します。

①信頼できる貴金属買取業者を利用する

多くの貴金属買取業者が存在しますので、口コミや評判などを調べてみて信頼できる貴金属買取業者を利用することをオススメします。

最近は自宅まで買取に来てくれる便利な業者もありますが、
店舗に足を運ぶことで、住所などの個人情報を渡さずに査定も可能ですし、
資産の保管場所も相手に知られる可能性が無くなります。

②貸金庫を利用する

貴金属買取業者を一切利用しないということも難しい方もいると思います。その場合は、貸金庫を利用することをオススメします。

終わりに

一体どこから資産情報が漏れているのか?非常に気になるテーマでしたが、今回はその一例が明らかになりました。

漏れた経緯がわかれば対策も可能です。
つくば防犯カメラでは今後も防犯に役立つ情報を発信していきます。

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