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大学スポーツは、みんなのために。TSUKUBA LIVE!トークイベント③

大学スポーツの可能性を広げ、スポーツで交流と興奮、文化を創ることをビジョンに掲げる、筑波大学ホームゲーム 「TSUKUBA LIVE!」。

 今夏、運営に携わるTL!クリエイターズの思いを多くの人に共有することを目的に「TSUKUBA LIVE! トークイベント」を開催しました。

トークイベントの様子

 TSUKUBA LIVE!の運営において、チーフとして各部局をまとめるメンバーとTL!クリエイターズの学生が集まり、TSUKUBA LIVE!に対する思いや考えを語り合いました。そのトークイベントでの模様を、連載形式で皆さんに発信していきます。

📢8月開催!
筑波大学ホームゲーム TSUKUBA LIVE! Splash!

📅8月5日(土) 男子ハンドボール
📅8月6日(日) 男子バスケットボール・女子バスケットボール【完売】
🏟️筑波大学中央体育館

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3回目となる今回は、現在TL!クリエイターズとして活躍している筑波大生の皆さんが「TSUKUBA LIVE!に参加したきっかけ」や、「どのような思いを持って活動しているのか」について、お話をお聞きしました!

”筑波大生”と「TSUKUBA LIVE!」


■筑波大生がつくるホームゲーム

TSUKUBA LIVE!「FUSION」に向けてのMTGの様子(2022年1月)

2022年から本格的に活動を始めたTSUKUBA LIVE!。今では多くの筑波大生によって運営されていますが、このように学生が関わるようになった最初のきっかけは、筑波大学体育スポーツ局のスポーツアドミニストレーター、米原さんの”リクルート”だったようです。

米原:
2022年から本格的に、ホームゲーム開催に向けて動き出そうとなったんだけど、そのときに自分の頭の中で、「この人がこの役割で、こういう人たちを集めれば、面白いことができるんじゃないか」という構想をすでに持っていたんだよね。
それで、自分が一緒に活動したいと思った学生たちを一人ずつ呼んで、大学スポーツのことやホームゲーム開催のことなどを直接説明して。
その結果、学生たちにも「面白そう!」と思ってもらえて、TSUKUBA LIVE!に参加してくれることになったんだ。

菊池:
そう。それで私を含めた最初期のメンバーが集められて、さっそくホームゲームを開催しよう!ということになったんだけど、運営体制が決まってから開催当日までの期間が2か月もなくて。(笑)
だけど私たち学生からすれば、2か月弱かけて企画するようなイベントなんて経験したことないから、「まあできるでしょ!時間はあるし!」という感覚だった。

米原:
そうそう。だけど時間が経つにつれて、「あれがない、これも準備しなきゃ」という風に、だんだん雲行きが怪しくなっていった。(笑)
それでも何とか、当初想定していた約1000人のお客さんを集めることはできたんだけど、当日出場予定のチームから、ホームゲーム直前にコロナの陽性者が出て、結局開催を中止せざるを得なくなったんだ。

菊池:
「FUSION(開催予定だったホームゲーム)」が中止になったのはショックだったけど、今考えてみると、1000人もの観に来てくれる人を会場に誘導する体制が整っていなかったし、当日の台本にも大まかな流れしか書いてなかった。しかもトランシーバーも準備していなかったから、あのまま開催していたら大変なことになっていたと思う。(笑)

■悔しさをバネに

TSUKUBA LIVE!「Summer Tuuune!」の様子(2022年8月)

実際には開催されることのなかった「FUSION」ですが、開催へ向けての準備や運営を行った経験が、次のホームゲームに向けての足掛かりになったと、菊池さんは話します。

菊池:
「FUSION」は開催できなかったけど、それまでの準備や運営は、自分たちにできることは必死にやっていた。だからこそ、急きょ開催が中止になったことに対しての悔しさは感じてた。

だけど4月にはもう、次のホームゲーム(Summer Tuuune!)を8月に開催することが決まって。
「FUSION」は当日までの準備期間が2か月もなかったけど、「Summer Tuuune!」当日までは3か月近く準備期間がある、というスケジュールだったから、「今度こそやってやるぞ!」という思いで、当日に向けて準備を進めることができたと思う。

―菊池さんと同じく、TSUKUBA LIVE!発足時からのメンバーである兵藤さんは、当時どのような思いを持っていましたか?

兵藤:
私は正直に言うと、「Summer Tuuune!」までは傍観者だったというか。もともとはTSUKUBA LIVE!内の各部局をまとめるようなチーフではなかったし、学生の管理をしたり、書類を作成したり、裏方のような仕事を主にやっていた。だから、「何かすごいことに関わっている」という感覚はなんとなくあったけれど、逆に言えばそれぐらいの意識しかなかった。

だけど、ホームゲーム開催に向けて準備や運営を頑張っているほかのみんなの様子を見ていて、「ホームゲームを本当に開催できれば、観に来てくれる筑波大生や地域の人にとっても、思い出に残る体験を提供できるんじゃないか」という思いは持っていて。だから自分も、積極的に運営に関わるようになっていった。

■TSUKUBA LIVE!=筑波大生の挑戦の場

TL!クリエイターズのAlisaさん

昨年から活動を始めたTSUKUBA LIVE!は、ホームゲーム開催を重ねるごとに新たなメンバーが加入し、ますます筑波大生の活躍の場が広がっています。現在、グローバルチームで留学生への広報を担当しているAlisaさんも、TSUKUBA LIVE!が過去に開催したホームゲームがきっかけで、運営メンバーの一員になったようです。

―AlisaさんがTSUKUBA LIVE!クリエイターズになったきっかけは何だったんですか?

Alisa:
私は最初、8月に開催された「Summer Tuuune!」に観客として参加しました。単純にスポーツが好きだったので、その時はただ観る側としてホームゲームを楽しんでいたんですけど、TSUKUBA LIVE!が、ホームゲーム当日の運営スタッフも募集しているということを知って。
そのとき、「こんなにすごいイベントを運営している皆さんのお話も聞いてみたい」と思って、その次のホームゲームは当日の運営スタッフとして参加しました。

そして、実際に運営する側に加わってみて感じたのは、学生の皆さんが、「ただのスポーツの試合」としてホームゲームを開催・運営しているわけではなかった、ということです。

私と同じ学生が、ホームゲームというイベントを通して、筑波大学や、観に来てくれる筑波大生、そして地域の方々といったコミュニティを、スポーツの力で盛り上げようとしている、そのために一生懸命頑張っている姿が、とても印象的でした。
その姿を見て、私も運営している学生の皆さんと一緒に活動したいと思い、TSUKUBA LIVE!クリエイターズの一員になりました。

菊池さんや兵藤さんのように最初期から運営に携わるメンバーと、Alisaさんのように途中から加入したメンバーが協力し合い、それぞれの持つ能力を存分に発揮することで、TSUKUBA LIVE!は進化を続けています。

■「創造」への道のり

TSUKUBA LIVE!は、Alisaさんが話してくれたように、ただ「大学スポーツの試合を運営する団体」としてではなく、「大学スポーツの可能性を広げ、スポーツで交流と興奮、文化を創る」という大きな目標を達成するために、日々活動を続けています。そしてその活動の中心にいるのは、”筑波大生”です。

TSUKUBA LIVE!クリエイターズとして活動する筑波大生は、前例のない道を切り拓いていく中で、様々な困難や問題にぶつかります。
しかし、そこから逃げずに、正面から向き合って真摯に解決策を模索する過程で、一人一人が自分の内に秘めている、未熟ながらもユニークでオリジナルな才能が、少しずつ開花していきます。
そしてその才能を発揮し、お互いの個性を掛け合わせることで、一つ一つ壁を乗り越えていきながら、人としての成長も遂げています。

その歩みは少しずつ、ゆっくりではありますが、確実に前へと進む確かな一歩の連続です。
そしてその歩みは同時に、TSUKUBA LIVE!が掲げるビジョンの達成にもつながる、新たな道を切り拓くための大いなる一歩でもあります。

”筑波大生”と「TSUKUBA LIVE!」が共に歩む前例のない道のりは、学生が人として成長する過程であると同時に、日本の大学スポーツ、その可能性への挑戦にもつながる、「創造」に満ち溢れた旅路であると、確信しています。(―次回へ続く)

TSUKUBA LIVE!「MELT」(2023年3月)


📢8月開催!
筑波大学ホームゲーム TSUKUBA LIVE! Splash!

📅8月5日(土) 男子ハンドボール
📅8月6日(日) 男子バスケットボール・女子バスケットボール【完売】
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