映画『甘いお酒でうがい』シソンヌじろう原作脚本
「甘いお酒でうがい」という素敵な題名にひかれて、MOVIXで鑑賞しました。監督は「勝手にふるえてろ」の大九明子、原作脚本はお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうです。
派遣社員として働く40代独身の川嶋佳子(松雪泰子)は、毎日日記をつけている。楽しみは美味しいお酒と、同僚の若林ちゃん(黒木華)と過ごす時間。そんなある日、ふた周り年下の岡本くん(清水尋也)が現れ恋心をいだいて、、、
主人公の佳子さんは不思議なひと。内向的ではありますが、暗い性格ではなく、バーで出会った男性に誘われてついて行く事も。男性に対して警戒心が強いのかと思いきや、素直に行動します。
私は現実にはそんな不思議な女性に出会った事はありません。それだからといって、この物語が嘘っぽいとは思いませんでした。気持の描写は細やかでリアルでした。
別れを前提にした交際の不安定な気持を、松雪さんがとっても上手に演じています。幸せなんだけど、いつも不安な状態で、すぐに涙ぐんでしまう、、
佳子さんが怒っているおじさんと一緒に「花」を歌うところが好きです。「はーるのうらあらあの」って。笑いました。
後輩の若林ちゃんが、かわいくてかわいくて仕方がなかったです。
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