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この気持ちを言語化したい

刺繍が好きだ!!見ているだけで幸せな気持ちになれる。作りやしないのに刺繍のハウツー本はどんどん増えていく。
いつか時間が出来たら自分でも刺繍やってみたいなー。
それだけで幸せだったのに…

娘が最近保育園から幼稚園に通いだし、ママたちの交流頻度が随分変わった。
保育園の時は、せいぜい同じ時間帯に送迎がバッティングする人とあいさつ程度か、フィーリングの合いそうな人とはおしゃべりを少しする。
でも幼稚園はほとんどの保護者とお迎え時間が一緒なため、毎日顔を合わすことになる。
一定時間同じ時間を過ごすため、たとえ人見知りを貫いていたとしても相手から話しかけられると、黙っとくわけにはいかない。

そんな人見知りの私でも自分から話しかけたいほどの興味をそそられるママさんがいた。
その人は肩から刺繍の入った素敵なバッグ(サコッシュの様なもの)をぶら下げているではないか!?

「ステキなバッグですね♡」思わず声をかけてしまった。
そしたら「これ自分で作ってん~♡コレ息子が描いたイラストを刺繍してん~♡」そんな回答が返ってくるとは思わず、「プロですか?」と返した。
「そんなんちゃうよ!ー好きでやってる♡」
私は自分がしたいことを既に具現化している人を前に何と表現したらいいかわからない気持ちにとらわれた!!

これは嫉妬?焦り?と思ったがそんな相手に向けたマイナスな気持ちではなく何かプラスに働くような気持ちも入り混じっている。
この感情を今の私にはうまく言葉には出来ないが、”何かに似ている”とあることを思い出した。

それは私の大好きな親友が突然「私、結婚するね~ん♡」と突然告げられた時のあの気持ちだ。

私はなぜか”こうしちゃいられねぇ~”と帰宅した後、眺めるだけで幸せだった刺繡本、いつかやるだろうと買っておいた刺繍枠、本に載ってる作品と同じ品番の刺繍糸を取り出し、いつかじゃない!今からちょっとずつするんだ!!っと心に誓ったのである。


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