欲しくないで✨

5歳ぐらいの頃の話。
伯父の車に乗せてあった小さいゴミ箱が
サンリオ系で、とっても可愛いかったんです。
わたしは、聞かれもしないのに

「なぁなぁ おっちゃん、
 おっちゃんの車にあるゴミ箱な、
 猫ちゃん描いてあるやつ。
 わたし、アレ 欲しくないで✨」

と伯父に言い、
「欲しいんだろ🤣🤣🤣」
と大笑いされ、
何故バレた??!!と
恥ずかしくて逃亡しました。

 キャラものを欲しがると、感性が幼いと思われてカッコ悪い…
 ストレートに欲しいって言って、断られたら傷つく…

5歳なりに、思いをこじらせて
でも黙って我慢はできなくて
苦肉の策が
「欲しくないで✨」
だったわけです。
普通以上に、欲しそう😂

大人になっても、似たようなことがあります。
怒ってるのに「別に怒ってはいないけど」
誰が許しても自分は許せないのに「私はいいんだけど…」

 短絡的、感情的な人間だと思われたくない…
 許せないと言ってしまうと、器が小さい感じでカッコ悪い…

等身大の自分を誤魔化そうとする時に
こじらせるなぁと思います。
家族や友人に、ええカッコしたい。
そう思う気持ちは全然悪くないと思います。
自分で自分のええカッコに気がついてさえいれば
降参することができます。
等身大の自分が、理想の自分に白旗をあげれば
思考も気分もどんどん楽になっていきます。
楽になって、余裕ができてこそ
理想の自分にも近づくことができる。
少しの背伸びが必要な場面もあるそうですが、
基本は等身大でいいと、私は思います🕊

今なら絶対に言わないであろう

「わたし、アレ 欲しくないで✨」

こじらせ5歳児の自分が
恥ずかしいけど可愛いくもあります😂

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