舞台刀剣乱舞 義伝の考察感想

今回一挙放送で初めて舞台を見た審神者の妄想と考察です。既に考察をされている先達が沢山いらっしゃるかと思いますが、あくまで自分用の考察や走り書きですので、大目に見ていただければ……。

記憶が定かでない部分があります。







※以下、ネタバレを含む考察




鶴丸のキャストが再演のキャストである(染鶴)
三日月の声が低い
三日月がはじめて遠足に行く
三日月と山姥切のやり取り
どんぐり
鶴「あんた(三日月)を驚かせたい」→月「俺を驚かせるには骨が折れるぞ」
鶴「物語がおぼろげ」
黒甲冑についてヒントともいえる答えを述べる三日月
関ケ原で星が見える
政宗の姿を見た大俱利伽羅の反応
ループする関ケ原に気付く三日月
ループに慣れない面々(座り込むまたは倒れこむ)と立っている三日月と鶴丸
黒鶴化とそれに驚く三日月
政宗の臨終時に見える小十郎の姿
修行に出る小夜と、それを見送る三日月


※気になる点
・「本丸に強くあってほしい」
山姥切から近侍を代わってほしいと言われた時の会話
「あんたは俺たちを、本丸をどうしたいんだ?」
の質問から
「いずれくるかもしれない大きな試練を乗り越えるため」
山姥切「俺たちは何と戦っている?」
「歴史を変えようとするもの」
→この時点で三日月はこれから起きうることを知っていて行動していることが読み取れる
合わせて、「歴史を変えようとするもの」というのは歴史修正主義者とも時間遡行軍とも言っていない
歴史を変えようとする「物」なのか、「者」なのか
これも解釈のしようは色々あるが、今回の義伝においては、伊達政宗の執念を孕んだ黒甲冑という「物」が歴史をループさせていた

・伊達政宗を見た大俱利伽羅の発言
「来たか、伊達政宗!」
本来であれば関ケ原に現れるはずのない政宗の登場にはおかしい台詞
ということは、この大俱利伽羅にはループしている記憶があるということになるのではないか
合わせて、当初自分で太鼓鐘貞宗に、「俺たちは二人とも此処にはいなかった」と明言している
=知らなければ出てこない言葉のはず
(ジョ伝で山伏が言っていたが、この本丸では歴史勉強会なるものが行われている。当時持ち物であったはずの大俱利伽羅たちが、政宗が参加していないことを知らないはずがない)

・黒鶴化に驚く三日月
今回三日月にとって初めてとなることが起きているが、そのうちの一つが黒鶴化と推測される
すでにこの考察は先達が沢山しているが、初見なので一応しておく
黒化した具足の部分を……という対処の方法を知っているところから、三日月には黒化しただれがしを相手にしたことがあると推測できる
そして、それはおそらく大俱利伽羅で間違いないと思う
三日月はループするたびに黒化した大俱利伽羅を相手にしていたのだろう
三「さすがの俺もこれは驚いた」
というのは、今まで大俱利伽羅だったのが、今回初めて鶴丸になったからだ

・はじめての遠足でドングリを拾う三日月
山姥切との会話の際に、自ら遠足は初めてと語っている
ちなみに、今回の遠足を提案しているのも鶴丸
このどんぐりをみて本丸を思い出すといいと小夜に渡している
どんぐりはキーアイテムになってくる

・三日月のループに気付いている様子の鶴丸
虚伝、義伝と主に何か提案をしているのはすべて鶴丸であるし、新しいこと(黒鶴化)にもかかわっている
合わせて、天以外に驚かせたい存在があんた(三日月)と述べている
このことから、鶴丸は三日月がループ、ないし何某か抱えていることに気が付いているのではないかと仮説が立てられる
関ケ原のループの際、三日月と鶴丸のみ立っており、ほかの面々は倒れるまたは不調を訴えている

・関ケ原で星が見える
これは正史ではありえないはずである
正史では濃い霧が一帯を覆っていたとされている
この時間ではループが繰り返されていたが故時間や天候にひずみが起こっているのだろうか?


以下感想など

政宗の臨終時枕元にいる小十郎の姿だが、先達の考察にぞくっとした。会話をよくよく聞いていると、家臣や政宗、忠興らとの会話が成立していないのだ。正しくは、小十郎の言葉は会話になっているが、二人にかかっていない。政宗の臨終のときには小十郎はすでに他界していて、死してなお政宗の傍にいるという、にくい演出なのである。主従の絆を見ることができるのは嬉しいところだったので、感謝しかない。

手製の旗を作るくらい遠足を楽しみにしていた三日月に、当初は可愛いなんて思っていたが、悲伝見て死にました。伏線が張り巡らされているのですごい……。

虚伝では語らなかったが、やはり殺陣のレベルが高い。虚伝の初演と再演では手数が変わったりしているのですが、今回の義伝はさらにスピードが増したように感じました。ミュも殺陣は行いますが、そこまで長くしっかりとはやらないので、レベルが違うかなと。

※注釈するとミュもつわものや三百年あたりから殺陣のレベル上がってるように思います。ただ、ミュは歌いますのでそっちが多いというだけ……。けなしたりしたいわけじゃないですのでご注意を。

今回は山姥切と小夜ちゃんは留守番組でしたが、近侍として小夜ちゃんの相談に乗りたい山姥切と、迷惑をかけたくない小夜のやり取りが可愛らしかったです。後々で外伝を見て気付いたのですが、あまり山姥切に心配をかけるなと長谷部から言われていた小夜ちゃんは、山姥切に相談できなかったようで……。三日月に相談した山姥切も最後は胸を貸すことで小夜に答えを見つけさせ、修行に行くきっかけを作りました。三日月に導かれるように近侍らしくなっていく山姥切。この先にも影響がありそうです。


今回はこのくらいで、思い出せばまた追々書いていこうかと……。

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