舞台刀剣乱舞 ジョ伝考察や感想

今回一挙放送で初めて舞台を見た審神者の妄想と考察です。既に考察をされている先達が沢山いらっしゃるかと思いますが、あくまで自分用の考察や走り書きですので、大目に見ていただければ……。(この感想はすでに悲伝まで見た状態で書かれています。)

記憶が定かでない部分があります。

※以下、ネタバレを含む考察




◆序伝
出陣メンバー
隊長:山姥切
長谷部、骨喰、小夜、山伏、同田貫
骨喰のキャスト(北喰と呼称する)
三日月の夢を見る骨喰
山伏国広の刀剣破壊(お守りにより未遂)
もう一振りの山姥切の存在
初めての敗走と己の失敗
本能寺の変の生き残り、弥助と九十九刀
弥助が倒せず、この小田原への経路は閉鎖された
長政との邂逅1
刀剣男子を知る黒田家
長谷部と長政の約束


◇如伝
出陣メンバー
隊長:山姥切
長谷部、日本号、博多、ソハヤ、山伏
三日月の顕現とお守り
長政との邂逅2
序伝(過去)の自分との遭遇とつじつま合わせ
山姥切(序)の救出
小夜(極)の帰還と派遣
山伏にお守りを渡す骨喰



・山姥切は序伝の殺陣では鞘を使う戦い方はしない
虚伝ではすでに鞘を使って戦っているので、その間に戦い方が変わったと思われる
・序伝の敗戦後、近侍が変更している
山姥切→長谷部→三日月→山姥切(虚伝)の流れ
・まだできたばかりの本丸のためか、序伝では長谷部たちとの折り合いが悪い
主からの期待を感じた+写しというコンプレックスも相まって敗走する
(この敗走に関しては、出陣メンバー(明言しているのは山姥切、長谷部が主)にとって苦い思い出となっている)
・同田貫と北骨喰は仲がいいのか?
同「まんばをこんなにされて……」

・如伝では季節が夏(7月頃?)なのに雪が降る
・如伝最初で修行中の小夜からの手紙の話題が出ている

・今回は九十九刀を授けられた人間と、天下を取りたいと願う官兵衛の妄執が歴史を歪ませた
(歴史を変えようとする者)


※気になること
・「こんなことがあっては駄目だ。」
山伏が折れる際に発する山姥切のセリフ
なぜあえてこんなこと、と明言するのか?
山姥切には記憶がないとしても、ループしているという事実を身体が覚えているのではないかと仮定できる
その中で、山伏が折れたことがあったのではないか?
義伝でも、三日月に対して、あんたは何者だ?といった類の質問を行っている
悲伝でも述べるが、「ここであんたを死なせるわけにはいかないんだ」とも言っている
審神者が死んでは元も子もない、だがあえて、ここでと言葉を付けるには、何かあるのではないか

・三日月と骨喰とお守り
この時点で三日月はすでにループし、山伏が折れるルートを踏んでいると仮定
それを回避するために骨喰に渡す
特に何も言っていないが、この時点で骨喰の体もループの記憶があったのではないか
そして、渡し方も直接手渡しするわけではなく抱き着き不意を突いて懐に忍ばせるというものだった
これはおそらく、そのまま「山姥切を頼む」と手渡した場合、そのお守りを山姥切に渡してしまい山伏が折れたからだと思われる


・なぜ過去の山姥切たちと遭遇できたのか
ここは正直よくわからない。ただ劇中で本来ならば少なからず時間遡行する時間軸はずれているため遭遇することはないはずとされている。ただし、序伝で未来の山姥切などに遭遇しているという事実があるのでできないと、もろもろ問題が起こる。敢えて序伝後に審神者が遡行経路を封鎖したというのも何かしら意味があるのだろうと思う。


以下感想

長谷部がとても好きになる作品だったと思う。序伝で長政にやられた振りをしてくれと言われた時のやられ方の不自然さが本当に愛らしくて笑ってしまった。嘘が苦手なのは、長政譲りだったんだね……。その後も長政に抱きしめられたとき恍惚な表情で放心したり、幸せそうに長政を見つめたり、本当に好きだったんだなというのが伝わる演じ方にますます長谷部を好ましくなりました。「長谷部しゃんが死んでしまう!」と博多に言われた後の長谷部の姿は、推しからとんでもないファンサをもらったオタクの姿を彷彿とさせていたように思います……。

序伝と如伝の絡みあう感じがすごくよくできていたなと。最初は山姥切が二人?とかなっていたのですが、ん?と思い始めたのが、山伏に抱き着いた骨喰を見た時。動いている姿があまりにも何の問題もなさそうだったことに違和感を覚えました。最後まで見た時、なぜジョ伝と銘打たれていたのか凄くすっきりしました。

此処でも三日月がなにかと現れる作品でした。顕現したばかりの三日月が、自分より先に顕現している骨喰になぜお守りを渡すのだろうと思っていましたが、こんな流れだったとは……。リリース当初はお守り、結構レアアイテムでしたもんね。

山姥切と長谷部の関係性が変わっていくところがよかったなと。序伝ではいがみ合っていたが、如に入るころにはすでに複数の戦場で(舞台で語られていない部分も含め)共に戦ってきたことが分かる関係性がきちんと表現されていたと思います。

黒田組の真剣必殺ハチャメチャかっこよかった……。何より藤の花?が舞い散る中流れるケチャ……なんなんだ、萌えをめちゃくちゃに詰め込んだ爆弾は……好きに決まってるだろ。

時系列的には序伝→虚伝→(恕伝)→外伝→義伝→如伝となってますね。ジョ伝は信長を救いたいという弥助の想いを汲んだ時間遡行軍から与えられた九十九刀と、天下を取りたいと願う官兵衛の執念が、虚伝は蘭丸と光秀の想い(?)が、外伝は小田原城が山姥切たちを招き、山姥の面と鈴を討ち果たす、義伝は政宗を天下人にしたかった黒甲冑が……物と者……義伝の三日月の言葉が気になるところですね


今回はここまで……

蔵出しは面白いぞ……バックステージも最高だが、イベントのダイジェストが最高に笑わせてくれました。

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