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愛をこめて花束を

.。.:*✧ 更新情報 .。.:*✧

・2024年5月19日 (#011) 掲載




#011

■撮影データ
 撮影日時:2018年07月21日
 撮影場所:自宅にて
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :SIGMA 90mm/F2.8
 露出時間:1/1600sec
 感度  :ISO5000
 絞り  :f/6.3
 画像編集:なし

photo by snowflakes

生後二ヶ月になった頃、水浴び後の小夏をパシャ。
凛々しいね。

+++++++

2018年5月
初夏の日差しが降り注ぐ少し汗ばむ日でした。
インコを飼いたいという気持ちから、ようやく生まれたばかりの元気なインコを迎え入れました。

可愛くて可愛くて触れると壊れてしまいそうなくらい小さくて。
鳴けば何かあったんじゃないかと心配しては様子を見て、てくてく歩くと「おいでおいで」したり、羽をぱたぱたさせて飛ぶ練習始めると「がんばれー」と声をかけたりしました。
親バカというのはこういう事を言うんだなと相棒とよく話したものです。


あれから6年。

すっかり成鳥した小夏。
てっきり女の子だと思って名付けた名前なのに男の子だと思う。
冗談で、「もし男の子だったら”小鉄”にしよう」なんて言ってたけど今のままでいいや。いいよね、小夏。

成長するにつれて噛む力が強くなって流血騒ぎな毎日を過ごしました。
ワガママでやりたい放題な小夏。
ごはんをねだっては「コレ僕の!」という主張も一丁前な感じ。
可愛さも憎さもピークに達した三歳児のようです。

誰に似たんでしょうね。

そんな小夏ももうすぐ6歳。

君に伝えたいことがあるんだよ。

初夏を思わせる青空が広がる日、君を迎え入れたのです。
緊張と不安で一杯であっただろう君。
あの日、照りつける日差しの中、小さい夏が訪れた。
私たちは願ったのです。
君がいつまでも健やかで元気であって欲しいと。


タイトルは「ナツ、ナツ、ナツ、ナツ、コ・コナツ」

冗談です🤭
タイトルは「小夏、永遠の三歳」

written by snowflakess



#010 (1/3)
#010 (2/3)
#010 (3/3)

■撮影データ(全三枚)
 撮影日時:2017年03月25日
 撮影場所:福岡市動植物園
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :PENTAX67 165mm/F2.8
 露出時間:省略
 感度  :省略
 絞り  :省略
 画像編集:なし

photo by 1/3 and 2/3: snowflakes, 3/3: kumakuma

相棒 Kumakuma が撮影してくれた私の後ろ姿 (3/3枚目)。
ピンボケ具合がなんとも味わい深い。
そしてボケによる個人情報保護効果のなんたるや!😆

時々、Kumakuma の口から意味不明な言葉が放たれます。

「イイケツしてるじゃねーか💞


タイトルは「O-Series」

written by snowflakes



#009

■撮影データ
 撮影日時:2021年09月25日
 撮影場所:粕屋町(福岡県)
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :SIGMA 14-24mm/F2.8 (14mm側撮影)
 露出時間:3sec, interval 1.0sec, 120frames
 感度  :ISO200
 絞り  :f/4.0
 画像編集:比較明合成

photo by snowflakes

超広角レンズを手に入れドキドキワクワク。

「どんな絵が撮れるんだろう…」

左手には目覚める太陽が、右手には南天へ向かうオリオン座。

少し肌寒い朝。
上着を羽織るこんな朝が好き。
しん… とした朝の静けさが好き。

夢見る時。
動き始める朝。
始発の電車が光の軌跡を描く。

タイトルは「朝が始まる」

written by snowflakes



#008

■撮影データ
 撮影日時:2022年04月24日
 撮影場所:春日公園(福岡県春日市)
 カメラ :Fujifilm X-T4
 レンズ :SIGMA 56mm/F1.4
 露出時間:1/1000sec
 感度  :ISO160
 絞り  :f/1.4
 画像編集:なし

photo by snowflakes

とある街から越してきた年、新しい一歩を踏み出した春。
新しいカメラを手にし、操作方法を学ぶべく近くの公園で撮影した一枚。

春の陽気に誘われて乗り捨てられたように転がる自転車を見つけました。
何かに誘われるように置いて行かれた感じのする自転車。
仲の良い友達見つけて、思わず置いていっちゃったのかも😊
もしかして遠くで遊んでるあの子だったりして。

花曇りの日曜日、ほどよい感じに緑が映えた一枚となりました。

タイトルは「若緑の日曜日」

written by snowflakes



#007

■撮影データ
 撮影日時:2022年05月05日
 撮影場所:門司港レトロ展望台(北九州市)
 カメラ :Fujifilm X-T4
 レンズ :SIGMA 56mm/F1.4
 露出時間:1/550sec
 感度  :ISO400
 絞り  :f/6.4
 画像編集:AffinityPhotoにてトーン調整

photo by snowflakes

今年のゴールデンウィークは、ぱっとしない天気が続いています。
まるで梅雨でも訪れたかのよう。
私の頭の中にあるゴールデンウィークは、初夏を感じさせる五月晴れ、緑の木々がコントラストの鮮やかな木漏れ日を作り、うっすらとにじむ汗をぬぐう爽やかな季節の印象があります。

写真はプチ旅@門司港レトロ展望台での一枚。
喉を潤すため カフェ@Air’s Cafe で頂いた門司港サイダー
関門海峡をイメージした青が印象的でした。

私の中にあるゴールデンウィークカラー。
タイトルは「門司港ブルー」

written by snowflakes



#005
#006

■撮影データ (#005)
 撮影場所:久住高原@大分県
 撮影日時:2015年04月26日 (おそらく1:00-2:00)
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :Nikkor 50mm/F1.4
 赤道儀 :Takahashi EM-11 Temma2 Jr.
 露出時間:5min (記憶曖昧) x 4枚
 感度  :ISO400
 絞り  :f/2.8 (記憶曖昧)
 画像編集:4枚をモザイク合成

■撮影データ (#006)
 撮影場所:はいむるぶし(小浜島)@沖縄県八重山郡竹富町
 撮影日時:2023年04月29日 05:02:28
 赤道儀 :なし(固定撮影)
 カメラ :Fujifilm X-T4
 レンズ :XF 8-16mm/F2.8 (8mm側で撮影)
 露出時間:30sec
 感度  :ISO5000
 絞り  :f/2.8
 画像編集:なし

photo by snowflakes

天体写真撮影が好きで、今回載せてみました。
天文界隈で言うところの「星景写真」になります。
風景と星空を一枚に収めることからこの名前が付けられたようです。
星空だけの写真は「星野写真」という呼び方をします。

さて、今回お送りするのは、
・九州大陸随一の星空を誇る久住高原
・日本が誇る星空保護区「西表石垣国立公園」は小浜島
それぞれの天の川をお送りしてみようと思います。

カメラ、レンズ、天候ともに条件が同じではないものの比較するには面白い組み合わせかなと考えました。撮影季節は同じですが、機材は撮影データをご覧いただくとして天候条件が異なります。

・久住高原
 天候:快晴/標高:約800m
・小浜島
 天候:雲あり、時折り晴れ間アリ/標高:海抜数m

条件は久住高原が抜群に「良」です。
ただし熊本市内の街の光を受けやすい場所でもあります。
一方、小浜島は天候+海に近いこともあり水蒸気の影響を受けます。
写真を大きくしてみるとわかるように、久住高原の天の川はシャープに写ってるように見えます。一方、小浜島の天の川は薄雲と水蒸気を受けてぼんやりした写真になっています。
こればかりはしょうがないですね。

天候条件、撮影条件が同じであれば、おそらく小浜島の天の川は中心部が輝き、周辺の星々たちが鋭い点となって写し込まれていたことでしょう。
赤道儀の有無も影響を与えています。

違いすぎるくらいの条件で、撮影してるので比較するには忍びないですが、みなさんどちらがお好きでしょうか😊

それぞれの場所で撮影して思うところを書きます。

久住高原
空を見上げると、動かない雲が空に留まっています。
しばらくするとその正体がわかります。
「あれが天の川か!」と。
天の川の映る南天は阿蘇山方面。
そして右側に熊本の街明かり。
それでもこれだけ写る素晴らしい夜空です。
山の空気、そして見上げると美しい夜空が確かにそこにあるのです。

小浜島
言わずと知れたホンモノの夜空を眺めることができます。
あまりの星の多さに星座がわからないほどです。
それは、なぜか?
街中まちなかでは見れない星が輝いているからです。
いつもは見えない星がそこにある。
眩しいくらいに光輝いている。
そんな場所が南の島の夜空であり、地球から見える最高の場所だと言えます。
いつまでもいつまでもこの星空が残って欲しいと願っています。

written by snowflakes



#004

■撮影データ
 撮影日時:2022年08月21日
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :Tamron 90mm/F2.8
 露出時間:1/160sec
 感度  :ISO800
 絞り  :f/5.6
 画像編集:なし

photo by snowflakes


陽の光を受けた青葉若葉が眩しい。

カメラを構えた先に女の子たちが見えました。
訝し気いぶかしげにこちらを眺めるも、カメラ慣れしているのかチラっと見るなり再び歩き始めました。

アメリカンな公園の雰囲気を撮りたかった。
写野に女の子が写り込んでくれたことで雰囲気のある一枚に仕上がりました。

後日談を少しばかり。
当時、写真をinstagramに載せました。
しばらく経ったある日、メディア関連の方からダイレクトメッセージを頂きました。
番組で使いたいという内容でしたが、訝し気いぶかしげさ満開。
こんな写真は、どこにでもあると思うんだけど…
しばらく考えた後、どうぞと返事をしました。

この写真は使われたんだろうか。
真実は闇の中に隠れるんだよね、と思った一枚。

タイトルは「青葉の頃、若葉の頃」

wriitten by snowflakes



#003

■撮影データ
 撮影日時:2013年05月02日
 カメラ :iPhone 5
 レンズ :本体内臓レンズ
 露出時間:不明
 絞り  :不明
 画像編集:なし

photo by snowflakes

例えば面白そうな出来事に遭遇したり、見たり、聞いたりした経験はないだろうか。そしてこう思ったことはないだろうか。

「マネしてみよう」

十年以上前のことなので薄れた記憶を取り戻すのは大変だが、おそらくFacebookで流れてきた画像を見ながら「オモシロイ」と思ったのである。

画像の彼は見た感じ小学校低学年の外国人。
「何をしてるんだろう?」とまじまじ観察してると、二枚のポテトを口に挟んでいた。その時はまだ何をしているかはわからなかった。
だが、私はいともたやすく十歳にも満たないこどもに感化されてしまった。

「マネしてみよう」

手元にポテトがなく、最寄りのコンビニで高いやつを買ってきた。
たぶんプリングルスだ。
目元を隠すためには何がいいかと熟考を重ねた。
熟考の末、板かまぼこを切って載せることを思いついた。

ー なぜ隠すのか?
このご時世、個人情報保護のために決まっている。
セキュリティやら情報漏洩やらで口うるさいこの世の中。
こんなあられもない姿を世に晒すわけにはいかないのだ。
そして、やっちまうのだ。

ー やる気が失せる前に早くしなければ
しかし、そこには思わぬ落とし穴があった。
目と口を隠すことはできたが立ったままの姿勢で撮れない。
かまぼこが目から落ちるのだ。

試行錯誤の末、上を向き顔が見えない状態で自撮りすればOKということがわかった。やってみるとわかるが意外と難しい。
話せないし、見えないしで、ちょっと息苦しい、首が疲れるという事態に陥る。
それでも何枚か撮影したもののうまく撮れない。
何度かチャレンジした末、出来上がったのがこの一枚である。

フフ… と心の中でつぶやいた。
いい出来だ。
何かに勝った気がした。


ちなみに彼の目元は輪切りのライムだった。
そのことを思い出した瞬間「負けた…」と思った。

タイトルは「あひるたちの沈黙」

wriitten by snowflakes



#002

■撮影データ
 撮影日時:2020年11月23日
 カメラ :Nikon Df
 レンズ :Tamron 90mm/F2.8
 露出時間:1/4,000sec
 感度  :ISO100
 絞り  :F3.2
 画像編集:AffinityPhotoにて色調補正、トリミング

photo by kumakuma


沖縄は宮古島へ。
初めて訪れた時の一枚。

青い海は、後に知ることとなる「宮古ブルー」の青。
翌年には「池間ブルー」の存在を知る。
宮古島は複数の島々からなる中心となる島。
各島は宮古島を中心に橋で繋がっている。
今思えば島ごとに「○○ブルー」があるのかもしれない。

浅瀬の砂地から珊瑚の浅瀬へ、さらに進むと紺碧のリーフアウトへ。
その過程の中で生まれる青い青い海のグラデーション。

エメラルドグリーンとはよく言ったものだと思う。
最近、トルマリンという宝石の色に近い事を教えて頂いた。
様々な色が存在し、中でも透明感のあるグリーンがお似合いだと思う。

SNSや動画に幾度となく登場させたこの写真。
初めて訪れた南国の海ではしゃぐ人っぽくてイイんじゃない?
我ながらお気に入りなんだろうと思う。
だって、自分の足だもん。

タイトルは「脚線美の誘惑 - 宮古島編 -」

wriitten by snowflakes




愛をこめて花束を
#001

■撮影データ
 撮影日時:2013年01月13日 夕方
 撮影場所:赤坂@福岡市
 カメラ :iPhone 5
 レンズ :本体内臓レンズ
 露出時間:不明
 絞り  :不明
 画像編集:トリミング(ソフト不明)

photo by snowflakes


普段、聴き慣れないジャズのライブに誘われた。
楽しむ事ができるのだろうかという不安の中、開演時間は迫る。

手持ち無沙汰はよろしくないだろう。
そう思い、いそいそと花屋さんへ向かう足取りはなぜか軽かった。

ー 喜んでくれるだろうか

開演時間に間に合うようライブハウスへ向かう中、気になる花束を覗いた。
可愛らしい花々が僕も私もと背伸びしているように見えた。
花屋さんが仕上げる花束には何かが見えていたのだろうか。

美しい彩りだ。
足早やに進みながら一枚残しておきたいと思った。

タイトルは「愛をこめて花束を」

wriitten by snowflakes



.。.:*✧ この記事の決めごと .。.:*✧

■記事の形
・記事は一つのみ
・写真追加のみによる記事更新とする
・掲載写真に簡単なエピソードを添える
・覚えている範囲で撮影情報を載せる
・有料記事化は考えていない

■著作について
・気に入ってくだされば、良識の範囲内でご自由にお使いください
・watermark(著作名の透かしなど)が入っている写真もあります
・撮影情報は一部欠落しているものがあります

■撮影者
 snowflakes
 kumakuma



.。.:*✧ 掲載履歴 .。.:*✧

・2024年04月24日
 初回記事投稿
 #001 「愛を込めて花束」を掲載
・2024年04月25日
 #002 「脚線美の誘惑 - 宮古編 -」を掲載
・2024年04月26日
 #003 「あひるたちの沈黙」を掲載
・2024年04月27日
 #004 「青葉の頃、若葉の頃」を掲載
・2024年04月28日
 #005 「久住高原の天の川」を掲載
 #006 「小浜島の天の川」を掲載
・2024年05月01日
 #007 「門司港ブルー」を掲載
・2024年05月07日
 #008 「若緑の日曜日」を掲載
・2024年05月12日
 #009 「朝がはじまる」を掲載
・2024年05月16日
 #010  三枚組の組写真「O-Series」を掲載
・2024年05月19日
 #011  「小夏、永遠の三歳」を掲載

.。.:*✧ お礼のことば .。.:*✧

多くの方に拝見していただいてることに感謝しています。
通りすがりの方、いつもの散歩道で顔を覗かせてくれる方、時々、思い出したように来てくださる方、いろんな方に支えられ、この記事を立ち上げました。

自己満足するためだけの記事でありますが、少しでも来訪してくれる方の *何か* の参考や *心の持ち様* に変化を与えることが出来たなら、とても嬉しく思います。

月のしずく a.k.a snowflakes


.。.:*✧ カバー画像  .。.:*✧ 


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