水をめぐる〜野尻湖、湖水開き
北信州の野尻湖の中に弁天島という小さな島があります。ここには、宇田神という弁財天と並ぶ財運を司る神様が祀られている神社があり、4月末の湖水開きの日から冬が来るまでのの間だけ訪れることができます。訪れると言っても、陸から400メートル離れているため、渡る手段は手漕ぎボート、足で漕ぐペダルボート、遊覧船です。接岸できないため、モーターボートでは行けないと聞きました。
やはり湖を渡っていくところにお詣りの後醍味がありそう、でも、そうなるとなかなか行けそうにもないかも、、、 一度ぜひ行ってみたいという気持ちはいや増すばかりでしたが、念願叶って、先日行ってきました。
手段は、連れの希望でペダルボートのアヒル号でした。(これが思うようには進まないものですから、あっちへふらふら、こっちへゆらゆら、大笑いしながら渡っていきました。)島の写真をどうぞ、ご覧ください。
この神社で印象的なのは、狛犬の手前に並んだ金龍、銀龍の像です。比較的新しいものでしょうが、水神、龍神にゆかりのある島の雰囲気にぴったりのように思えました。
本殿の中には、宇田神と弁財天が習合した形の像と、それに付き従うような十五童子の像が収められているそうですが、それらは6年に一度の大祭の時にだけご開帳だそうです。
1時間後、無事に岸辺に戻り、一息入れました。野尻湖は水がきれいで、実に気持ちの良いところ、今度はレンタサイクルを借りて周囲を回ってみたいものです。
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