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ロシアンブルーと読書 2日目

三日坊主にはならないワン。犬だから。


5冊目 ミシェル・ド・セルトー 山田登世子訳 日常的実践のポイエティーク

敬愛する山田登世子姉が逝って、5年。復刊されたこの本は、あっという間に何度も増刷を重ねているという。うれしい。
ポイエティークといういいかたはポール・ヴァレリーだそうだ。


6冊目 三毛 「サハラの歳月」 石風社

1970年代、スペイン人の夫とサハラ砂漠に住んだ台湾人女性作家の本。
台湾、中国で1000万部以上売れ、大ヒットした本なのだという。外国人の夫と第三国に住む、というのは、個人的にひとごとではないので、そういう意味でもたいへん興味深く読んだ。



7冊目 栗原康「村に火をつけ、白痴になれ ー伊藤野枝伝」

28で虐殺されたのに、7人も子どもがいた伊藤野枝。それだけで本当にすごいのだが、この本で、さらに息を吹き返している。
いやあ、この生き生きとした文体。今更ながら栗原康にハマり、オトナ買いしてまとめ読み。この人の書いたものをなんでも読みたい、と思う人は久しぶり。

栗原康「はたらかないでたらふく食べたい」
「アナキズムー一丸となってバラバラに生きろ」
「執念深い貧乏性」
「現代暴力論」
「大杉栄伝 永遠のアナキズム」
「死してなお踊れ 一遍上人伝」
などなど。


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