頭によぎるシマウマ

 最近アニメを観てて思ったことがある。昔の中国を舞台に史実に基づいて物語が進んでいく「キングダム」のアニメを観た。そこには、騎馬隊がいて、馬に乗って戦っている人がたくさん出てきていた。
 日本の戦国時代にも、馬に乗って武士たちだ戦っている姿をよくみるし、西部劇に出てくる人たちも馬に乗って銃を撃っている。
 そう考えると、昔から馬は人を乗せて一緒に時間を過ごしてくれている。もちろん戦いの場面以外でも昔から人と一緒に馬が時間を過ごしていたのはこれまで多く色んな場面で描かれているってことは事実なのかな、と思う。

 どの場面で出てくる馬も何となく種類?は同じな感じで、ほぼ茶色の馬で(稀に白馬の時もあるけど)、どの国にいてもしっくりきてると思う。
 アニメを観てて、もし、これが馬じゃなくてシマウマだったら、なんか雰囲気が違った気がするとふと思った。馬より多分足とか短めでロバよりな体型だけど、だいぶカラフルというか、おしゃれというか、派手だったと思う。シマウマは馬とぱっと見同じような感じだから(生態まで調べてないから、そもそも人を乗せるのが無理な可能性もあるけど)、もしシマウマが人にとって身近な動物だったら、シマウマにみんなが乗ってたのかな、なんて思ったりして。シマウマにまたがる武士。シマウマにまたがるカウボーイ。シマウマがひく馬車。想像してみると全然しっくりこない。最初からシマウマだったらしっくりきたのかな。

 そんなどうでもいいことが頭によぎりながら胸を熱くして「キングダム」を観てます。


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