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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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バクスターとアスタリオンのキャラ比較とファンを魅了する要素考察

この記事は私が担当さんに私の推しをプレゼンすると共に、キャラクターがファンをガチ恋させる要素とは何なのか考えたことをまとめたものです。
後半は思いっきり主観で大々的にこうだ!と主張できるものでもないので、読みたい人だけ読めるように最低料金で有料にします。(読む人がいるのかどうかは知りませんが……最低金額100円でした、50円とかにしてほしい)


『Our Life: Beginnings and Always』のBaxterDLCと『Baldur’s Gate3』のネタバレを思いっきりしますのでご注意ください。※

(間違いや分かりづらい箇所を見つけ次第訂正します)

【始める前に】

「Our Life」は次回作が開発中であり、その中でバクスターの過去が描かれますがあくまで今作で読み取れる範囲で彼を解釈します。(発売するまでとっておきたいのでbeta版プレイしたくない…)
そのため結果的に次回作と齟齬が出てくる可能性があることをご了承ください。

「Baldur’s Gate 3」はルート分岐がありますが、アスタリオンが儀式を放棄する方を正史として扱います。
それにより不愉快になる可能性のある方は読むことをおすすめしません。
なぜそう考察したのか、という説明をしようとすると話がブレるのと長くなるのでここでは省きます。 (構造解説画像とおまけにちょっと書いてあります)
なお、これはロールプレイや主観的に物語を解釈し楽しむ事を否定するものではありません。




キャラクター説明


拡大してください(拡大しても文字小さいですごめん)


バクスター(Baxter)について

・「Our Life: Beginnings and Always」の設定
現実に即した世界設定の恋愛ゲーム。アメリカのサンセットバードという海沿いの街が舞台。
主人公はHe/She/Theyから選択可能で、ずっとこの場所に住んでいる。家族構成は母二人(レズビアンカップル)、養子の姉、養子の自分の四人。
ゲームはDLCを含めると8歳、13歳、18歳、23歳(+結婚式)の4つのタイミングの夏休みが描かれる。23歳と結婚式、またPatreonにある成人向コンテンツを除くとそれぞれの夏休み毎に10つのエピソードが存在する。
メインの攻略対象はコーヴ(Cove)、DLCでデレク(Derek)とバクスターが追加される。
ゲームに内にメッセージ性はあまりなく、限りなくプレイヤーの意図に沿うような作りになっている。
そのため後述する特例と18歳時のエピローグを除き、主人公が望まない限り最終的に二人が別れることはない。

・表層的な人物設定と序盤のあらすじ

主人公より1つ年上/男性/パンセクシャル/本来の髪色はグレー、19の頃は白と黒に染めていて、24の時は黒(グレーというどっちつかずの髪色が気に入らなくて染めていたという本人談。自分を恥じている表現の一つ)/継続して付き合いのある友人がいない/小さい頃からダンスが好き/海が怖い/古めかしくて上品で生意気、皮肉っぽい喋り方 斜に構えている/人を口説く癖がある/朝が苦手

主人公が13歳の頃、エピソードの一つである「soirée」で誰も相手を誘わないとバクスターからダンスに誘われる。選択肢によってはそれが初めての出会いになる。

その後、主人公が18歳の頃、斜め向かいの家に一人でバカンスにやってくる。
バカンスと言うと体はいいが、実際のところは好き勝手しすぎて田舎で大人しくしているよう親から命じられてやってきただけ。
親は地元で力のあるいわゆる名家で、バクスターに対しても操作的。以前は彼も親と近い考え方だったが、今は反抗しているし嫌っている。

魅力的だと思った人間はとりあえず口説く性質で、主人公やコーヴと出会った時もまずこの夏一緒に過ごせるか聞いてくる。
主人公(つまりあなた)がバクスターに好意を持っている場合、彼にサンセットバードを案内することができる。その後彼から交際しないかと持ちかけられるので、okすると関係が始まる。
【※ちなみに、13歳の時ソワレで出会っていた上で「今のバクスターが初恋」と言うと、彼と付き合うことはできない。なぜなら今のバクスターは過去の自分とは違って自分を無価値だと信じている仮面を被ったバクスターだから。彼は本当の見破られてがっかりされたくない。】

彼氏としての彼は常に「完璧」を演じようとし、完璧なデートを提供できるようにと嫌いな親のコネさえも度々利用する。それが上手くいかなかった場合は酷く取り乱す。
一方で主人公やその友人たちとスプリンクラーの水を浴びたりだとか、誕生日会を演出したりだとか、そういった「お金のかからない」「一般的な」楽しみをかけがえのないものとみなすような描写がある。
人が楽しんでいる輪の中に入ることを苦手としている場面も多々見られる。(たいてい後ろで見ているだけ)
自己肯定感の低さゆえに、輪の中に自分が存在する必要性を彼が感じていないから。

基本的には平和主義だが人の善意を斜に構えて見ているところがあり、主人公がボランティアに積極的に勤しんでいることを話すと「そんなのは自分の立場のために渋々やるものだと思っていた」と若干馬鹿にした反応をする。

夏が終わると彼は元いた場所に帰ることになるが、主人公が関係を続けることを望んでも(終わることを望むことも選択によっては可能)彼は必ず一方的に主人公を振って去っていく。

・深層的な人物設定とあらすじ

次に出会うのは彼が24歳(主人公は23歳)の頃。
主人公の知り合いが結婚することになり、その手伝いをするためにウェディングプランナーとの面談に同席しようとしたら担当者がバクスターだった。
お互いびっくりするけれども、もう大人だし仕事の場なのでなんとか取り繕う。(選択肢によってもっと狼狽えたり色々できる)
バクスターの受け答えはとても冷たいものだった。でもその後やりとりを続けていくうち、お互い5年前の感情が戻ってきてだんだんフレンドリーになっていく。

また、その過程で彼はウェディングプランナーという職でありながら結婚という関係性を信じておらず、いつか気持ちは離れるものだと確信していると吐露する。

段々と過去のような関係性を取り戻しつつある中で、彼は自分について話し始める。
子供時代周りに人が溢れているのは自分自身が魅力的だからで、そんな自分と関われる人は幸運だとさえ思っていた。
でも実際のところ他人が自分に寄ってくるのはその名前や財産に価値を見出しているからであって自分自身そのものではないということに気づいてしまってからは一切の自信を失ってしまったし、友達も失った。

なので、彼は【求められたら与えなければならない】と思っていた。
自分にある「価値」はその名声による力であり、彼に寄ってくる人間は全員それを求めている。常に利害の関係。彼はそう信じているので、価値のない自分が誰かと関係を築くには常に与え続けなければならないと思っていた。
(本質的には人と親しくなるのを怖がっているのに積極的に口説こうとするのも、彼が自分自身を客観的に魅力的だと思われる人間だと理解しており、その需要に応じるのが自分の役割だと理解していたからだろう)

主人公18歳の夏勝手に別れたのは、かならずいつかは化けの皮が剥がれて彼が無価値だと信じる等身大の自分を見られることを恐れていたからだ。
主人公への気持ちは大きくなる一方だったが、いつか等身大の自分を見られれば絶対に見捨てられる。なら早く逃げておいた方が自分のためだ。

【※ちなみに、13歳の時ソワレで出会っていた上で「今のバクスターが好き」と言うと、彼と付き合うことはできない。なぜなら今のバクスターは過去の自分とは違って自分を無価値だと信じている仮面を被ったバクスターだから。】

↑基本的にこの考え方と同じ。
なので、長期的な関係性を信じられない。友人も作れない。恋愛は一時的なものばかり。
全て【何も持たない(と思っている)自分の価値を信じられない】ことに起因している。

でも大人になった今は親と縁を切っており、自分で生計を立てている。
あれだけ馬鹿にしていたボランティアも自分の意思で始めていて、人の役に立ちたいと考えてもいる。
相変わらず友人はいないが、仕事上でなんとなく馬の合う人はいる。

少しずつ自主性を取り戻した今、彼と主人公は再び向き合って、お互いの気持ちを確かめ合い再び恋人同士に戻る
幼少期からのトラウマからはそう簡単に立ち直れるわけではないのでバクスターは依然不安そうな表情も覗かせるけれど、前進することを望んだ。

彼はずっと怖がっていた海に行って靴を脱ぎ、そっと足を波に浸す。まだ怖いけれど主人公が優しく手を引けばなんとか歩ける。
彼の仮面さえすべて洗い流し丸裸にしてしまいそうな広大な海にも立ち向かって行ける。
仮面を剥ぎ取った何もない自分にだって価値はあるのだ。


ちなみに彼についてはDLCクリア時こちらに記事を書いています。
気になる人はどうぞ



補足
・18の夏で別れた後、主人公の選択によってはコーヴと付き合って大人になってからバクスターと再会することができる。コーヴと結婚式を挙げる際の担当コーディネーターとして……(地獄)
そして披露宴の場所決めの時彼とデートした場所を選択すると二人で過去を懐かしんだりできる(地獄)
最終的には「友人として長期的な関係を築いていこうよ」となる。





アスタリオン(Astarion)について

・「Baldur’s Gate3」の設定
ファンタジー。主人公はHe/She/They、種族や職業、生い立ち等いっぱい選べる。ちなみに「バルダーズゲート」は場所の名前。

ある日「マインドフレイヤー」という、触手を持つイカのような種族があちこちで人々を誘拐し、幼生(寄生虫のようなもの)を植え付けて回った。通常の場合寄生されたら数日でマインドフレイヤーに変態してしまうのだが、なぜか主人公と、道中仲間になる人々には何の変化もなかった。
主人公は同じ状況の人たちと共に、頭の中にいる幼生をなんとかして自分たちのマインドフレイヤー化を阻止しようと旅を始めた。

act1で出会う仲間とは全員ロマンスができる。性別や種族による恋愛の縛りはない。(反応が変わったりはする)
好感度は会話の選択肢や行動によって変動し、フラグを立てることによって恋愛ルートに移行する。やたら肉体関係への誘いが多い。(私はモブ含め1プレイ中8人から誘われた)

ゲーム内に明確にメッセージ性があり、好感度が下がるかキャラクターの境界線に触れる選択肢を選ぶと永久離脱又は恋愛関係が解消される。
主人公の選択によってキャラクターの未来が大きく左右される。


・表層的な人物設定と序盤のあらすじ

ハイエルフ/239歳前後・不老不死/吸血鬼スポーン(自分を吸血鬼に変えた主人に抗えない存在)/男性/パンセクシャル/吸血鬼になる前の記憶がほとんどない/友達がいない/古めかしくて上品で生意気、皮肉っぽい喋り方 斜に構えている/美しいものが好き・ナルシストっぽい/誘惑的な話し方をする

主人公とアスタリオンはどちらとも脳に幼生を植え付けられていたため、共に問題に対処しようと旅を続けていた。自分のことをあまり話したがらず「判事をしていた」とだけ語っていた彼だったが、ある夜、眠っていた主人公を彼が噛もうとしていたことが判明する。
そこで彼は自分が吸血鬼スポーンであり、血に飢えていることを告白すると主人公は自分の同意を得れば噛んで血を飲んでもいいと伝えた。(※1)
吸血鬼スポーンである彼は200年の間主人から虐待を受けてきて「意思のある生物の血を吸うこと」を許可されてこなかった。たいてい与えられるのはネズミだけ。その200年の中で、彼にとって主人公は”意志ある生物の血(自分の血)”を無償で、同意のもとに分け与えてくれてくれる初めての人物だった。

また、本来吸血鬼ができないことーー招かれないと家の中に入れない、川を渡れない、陽の光を浴びれない等は脳に寄生している幼生により一時的に解除されている。(※2)
彼が主人の元から今逃げられているのも、これだけ自由に太陽の下を歩けるのもこの幼生のお陰なので、他の仲間より幼生を受け入れている感がある。

200年の間支配されてきていて、一時的に自由になった今もいつ主人が自分を探しにくるかわからないので【安全を渇望している】。
その安全を得るためには、主人を粉砕できるほどの力が必要だと考えている。

また、人の善意を信じていない&自分の問題を解決することで手一杯なので主人公が他人の面倒ごとに首を突っ込んで誰かを助けようとすると大抵反対する(好感度が下がる)。
他人を馬鹿にしたり、ふざけたり、痛めつけたりすると賛成する(好感度が上がる)。
ただし、序盤でも子供や動物に対して優しく振る舞うと賛成する

好感度が一定以上になると好意を匂わせ肉体関係を迫ってくる。好感度をある程度意識していると早めにベッドシーンが訪れる仲間のうちの一人。

肉体関係を持つと彼の背中に傷が刻まれているのが確認できる。
これが何なのか問うと「主人に刻まれたものだがどんな意味があるかは知らない」と告げるが、
物語の途中で上位吸血鬼になるための儀式に必要な生贄の印だということが判明する。(※3)

補足

※1 選択による、この時点でアスタリオンを殺すこともできるし血を吸うことを許さないこともできる。が、ゲーム全体を追うと血を分け与える選択が一番まとまりがよく正史的な扱いと読めるのでここでもそう扱う。

※2 川を渡れない等は当初有効だったらしいが冒険するにあたってデメリットしかないので削除したそう。

※3 吸血鬼が普通できないこと(陽の光を浴びるetc)が可能になり、肉体的にも強くなる

説明のために少しだけ話の順序が入違ってます



・深層的な人物設定とあらすじ
冒険を続けていき、アスタリオンの好感度を上げていくと彼から大事な話があると言われる。

彼は200年の間、自分の身体を用いて人々を誘惑し、恋愛関係を装って宮殿に招き入れ主人に捧げることで犠牲者を生み出してきた
もともと圧倒的な力関係に支配されているため反抗はしようがないのだが、一度命令に逆らおうとして犠牲者を逃したところ、1年間棺桶に閉じ込められた経験をしてからは反抗の意思を失った。(※4)

当初彼が主人公と肉体関係を持ったのは主人から自分を守ってもらうためであり、200年間の「自分の肉体を手段のために利用する」メソッドに沿ったものだった。

そんな彼が、ただの好意で自分を尊重してくれる主人公と過ごしていくうちに本当に恋に落ちてしまった。
だが、長い間性も愛も「手段」であった彼にとってそれらは全て汚いものに思えてしまうので今は肉体関係を持ちたくない。

という内容だった。

ここで主人公が彼の考えに同意すると本当の恋愛ルートが解放される。(※5)

そして、200年の間【求められることには応えるのが当たり前だった】彼はここにきてやっと、やりたくないことにはNOと言っていいんだ、自主性を持っていいんだという学びを得る。

更に冒険を続け、一行は彼の主人と対決するために宮殿へと向かう。
奥へ進むとそこには彼と、彼のスポーン仲間たちがこれまで招き入れていた犠牲者計7000人がいた。
まだ彼らが生きていたことに驚愕するアスタリオン。
アスタリオンとその仲間達はこれまでずっと主人の食事のために犠牲者を招いていたのだと思っていたが、実際は主人が上位吸血鬼になるための儀式の生贄として用意され、全員スポーン化されていたのだった。

アスタリオンは口頭では彼らを救うことを約束するが、実際は「自分以外の彼ら(7000人+仲間+主人)を全員を殺して自分が上位存在になる」「力を諦めて全員スポーンのままでいるか」決めきれていない。(前者寄り)

その後主人と対峙して、仲間と共に打ち勝つと、彼は儀式を乗っ取るため主人公に「主人に生贄の印を刻むのを手伝ってくれ」と頼んでくる。
しかしここで選択肢によって彼の思考を読み取ろうとすると「彼は冷静ではなく自分を見失っている」ことがわかるので、辞めるよう説得すると彼は「自分は主人より優れた者になれる」と同意し儀式を放棄して主人の息の根を止める。

その日の夜彼は、200年前、吸血鬼に変わってから今まで、人間性を放棄していたがまた生き直そうと思う、と語る。そして今まで嫌悪感を抱いていた「性」や「愛」を再び受け入れて、主人公と恋愛パートナーとしての【平等な】関係を築き、一緒にいる時に「安全」だと感じると話す。
そして未来に対して可能性を見出す。

彼がこの話の中で最初から求めているものは安全だ。
今が自由であっても、自分を追いかけてくる主人がいては安全とは言えない。だけど彼には主人を打ち倒す力がないし、序盤においては「彼を倒せる」という可能性を信じられるだけの自己肯定感もないし、素直に助けを求めることもできない。200年の間虐待され続け、誰にも助けてもらえなかったことによって自己認知がぐちゃぐちゃに破壊されたからだ。

それを強調するように、主人が彼のことを「自分は弱い生き物だ」と信じ込ませていたような描写が多々ある
彼のスポーン仲間でさえ彼のことを「弱い」と蔑むのだが、その理由は「アスタリオンが過去に犠牲者を逃がそうとして罰せられたから」(詳しくは上記で説明済み)。
この出来事はアスタリオンがスポーン化して数年のことであり、彼は主人にとって1人目のスポーンなので他の仲間達がこの出来事を実際に目撃していたかどうかはわからないが、この出来事を「弱さの象徴」として見ていること自体に主人の教育の影響が感じられる。

だから序盤で彼は力こそが正義で、力だけが自分に安全をもたらす物だと考える。
弱いから価値がないのであり、虐待されるのであり、他人から道具のように使われるのだ、という彼の主人の教育の呪いから形成された思考回路だ。

だけど仲間からそんな"価値のないはずの"自分を尊重され、自分のために傷を負い、大切に扱われたとき、今の自分にも価値があるのだということを学んでいった。
虐待を受けるのは自分が弱いからではなく、肉体的に強くあることだけが自分の価値を高めるものではない。
過去の自分が望んでいたような力は手に入らなかったかもしれないし、依然吸血鬼のルールに沿って生きていかなくてはならないが、支配によって壊れていた自他境界(バウンダリー)を取り戻した彼は「今ならなんでもできる気がする」と語る。
何もせずとも彼は彼であるだけでちゃんと価値があるのだ。
※6)

・補足
※4 この部分は実際は他のイベントでわかる
※5 実際はいろんな分岐があり、無理やり説き伏せてここで肉体関係を迫ることもできる。その場合彼は「それがあなたの望むものなら」と応じるが、後になって自分の意思を尊重してくれなかった主人公に怒り恋愛フラグが折れる
※6 この「上位存在により生み出された力と支配からの脱却/バウンダリー」は彼だけでなくこのゲームの全体的なテーマの核となっている。




二人の共通点について

  • 長期的な支配関係により自他境界が曖昧

  • 権力のない者は無価値だと刷り込まれている

  • ナルシスティックに振る舞うし他罰的思考も持ち合わせているのに実際は自己肯定感がない

  • 皮肉屋で善い行いに懐疑的

  • 自分が性的に魅力的であることを知っている

  • 自分の役割を刷り込まれていて求められたら与えなければならないと思っている

  • 他人に助けを求められない

  • 上記の複雑さが故に一度主人公を裏切る

  • 偽りの恋愛関係から脱した後友人になれるオプションがある

  • 最終的に善意を前向きに捉えることが出来始めている

  • 何かと決別することにより未来が拓けている

  • その他どうでもいい共通点(首に特徴がある、言葉遣いが古臭くて振る舞い自体は上品、相手の体格によってトップorボトムスイッチ、香水にこだわりがある、Darling)



物語構造についての図


物語前半の構図


物語終盤の構図







<以下から【主観】に基づくガチ恋考察>

主観です。ソースないです】


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