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原付キャブ車はおしがけが有効

雨降り、猛暑、なかなか乗る機会がなく、長期間放置してしまいバッテリーあがった! なんてこともバイクではよくあることかもしれない。
さて乗るぞ、と思った時にエンジンがかからないのは悲しい。

|バッテリー上がりとは

充電式電池(バッテリー)の残量がエンジン始動時の必要電気量に対して不足してしまう状態のこと。

エンジン作動中に自動で電気を作り、蓄積しているが、エンジンがオフの状態においては電気を作ることができない。そのため、車であればエアコンやライトの過度な使用、バイクであればUSBの使用、長期間の放置などが原因で電気を使い切った場合、エンジン始動が出来なくなってしまう。

|原因

長期間乗らずに自然放電。

私の場合は確実にこれだと思った。バイクは使用していなくても、バッテリーは常に放電している。一般的に2週間で電力が不足気味になり、1か月を過ぎるとエンジンをスムーズに始動できなくなるらしい。

|キックスタート

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いつも通りのキックスタート。
あまりセルが回っている感じの音がしない。何回かキックを試して、チョークを引いてみるも、変化は感じられなかった。

|おしがけ

キャブレター車の必殺技。いまどきのインジェクション車だとかなり苦労するらしいこの方法で試みてみる。

比較的最近、バイク店でメンテナンスをしたばかりだったので、故障や不調ではなくて、ただ単純にバッテリーが上がっただけだと思った。これでかからなかったら、大人しく近くのガソリンスタンドで充電する。

① キーをON
② ギアを2速以上に入れる 
③ クラッチレバーを握ってバイクを押して走る (下り坂利用すると楽)
④ スピードが出たらクラッチをつなぐ
⑤ エンジンがかかったらすぐにクラッチを切る (じゃないとエンストする)

2回目で始動成功!
 原付なので、普通のキャブ車よりもかかりやすさはあるかもしれない。

| まとめ

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バッテリー上がりの原因は様々なので対処法もケースバイケース。
今回はキックからのおしがけ。

電子制御され、環境に配慮されたハイスペックなバイクが登場し続ける現代で、原付、2ストロークのキャブレター車は時代遅れかもしれないけれど、ハイテクでないからこそ、こうしたアナログな方法が通じたりする。

大切に長く乗ってあげられたらいいなと思う。

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