【才能について２】才能がある時、無い時。または期限、喪失の謎。

２０数年の人生を通して、才能について考える機会が多かった。
僕にはハンデ意外に何も無かったのだから、当たり前と言えば当たり前だ。考えられることは、考えておかないと面倒なことになる。

家族に迫害されても「才能」だけはあって、その後は輝かしい人生を送りました、なんて物語を希望したが、そういう面白みは全く無かった。それが、僕の人生である。
「こんな産まれだし、才能くらいあるだろう」と期待したし、実際に信じてみることにした。そのおかげで、何年もの無駄な月日を過ごすことになった。
結果的に見れば、やはり大した才能は無かったと言って良いだろう。
ある日唐突に、「それを受け入れた方が近道だな」と感じたのである。むしろ、道はそこから始まる。