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役牌バック1 孤立字牌の扱い


どうも、役牌バックは誰よりも仕掛けてきたと自負する麻雀プロ梶谷です。


突然ですが、画像の手から何を切りますか?白は初牌、西は場に2枚切れのほぼ安牌です。


結論から言っちゃうと西を切った方がいいですね。

役牌バック時に気をつけておきたい重要なこととして、『役牌を絞られたらあがり目が遠くなる』というのがあるんですね。つまり出来る限り役牌を絞らせないような手組みにしなくちゃいけないんですよ。

でも既に3sを鳴いているわけで、バック仕掛けを散々にしてきた身としては周りに「またやりやがったな」と当然のように思われるわけです。

そこで役牌バックだということを悟られてるのを前提とした戦術を考えます。この手で言えば『出ている役牌の種類を少なくしない』ことが肝心です。

当然相手としては、仕掛けが何バックか限定されてる方が楽ですが、逆に見えていない役牌が多いと苦労するわけです。あれもこれも手に抱えていては自分の手を進められないですからね。

なので初牌の字牌は極力見せないようにすることで自分が鳴きやすくしようというわけです。他の役牌(東南発)が見えていれば、それだけ限定されやすくなるので白を残す重要度は高まります。

鳴きの基本は守備力の重視ですが、そもそもバックは字牌の対子を抱えていて守備力は担保されているので初牌を残すことはそれほどリスキーな選択ではありません。

教訓

『相手に何バックかを絞らせるな』


こんな感じでこれからnoteでは役牌バックのことだけ書いていこうと思います!全部無料にする予定です。よろしくお願いします。

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