役牌バック3両面チーテンは相方に聞け
どうもこんにちは。バックとは言うけれど手牌的には前進してるからフロント仕掛けでもいいんじゃね?と思う麻雀プロ梶谷です。
今回は役牌バック両面チーテンの判断基準についてお話ししたいと思います。愚形をさばいてテンパイを取るのは抵抗ないけれど、良形は躊躇しがちという方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに打点や巡目の要素も重要なのですが、テーマからはそれるので今回は割愛します。
さて、東1局南家8巡目、上記画像から58pが上家から出ました。チーテンを取りますか?
僕が結構大事にしてるのは、『シャンポンの相方の存在』です。画像だと北です。
○北が初牌
→スルー
オタ風が場に見えていないと、山に残っている可能性が高いです。ということはチーテンに取った後も北を持ってきたり、捨てられて同巡で中が当れなかったりとその後のフリテンリスクを抱えることになります。
またスルーして58pを引いてきた場合、字牌のシャンポンリーチを打つことができます。
○北が場に2枚切れ
→チーする
2枚切れだと今度は逆にフリテンのリスクがありません。またスルーして58p引きの面前リーチを打てたとしても、中2枚しか待ちが残っていません。
では相方が4sに変わりました。同じく東1局南家8巡目、上記画像から58pのチーテンを取りますか?
○4sが初牌
→チーテン
今度は相方が初牌でもチーテンに取ります。自力で引っ張ってきたとしても今回は『タンヤオに移行』することができます。また同巡フリテンのリスクも、中張牌はそもそも簡単に捨てられる牌ではないのでオタ風よりも大分少ないです。
○4sが場に2枚切れ
→チーテン
前述と同じくフリテンのリスクがないのでテンパイに取ります。
【教訓】
『両面チーテンの判断は相方のフリテンリスクと面前テンパイの強さを基準にする。』
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