それでも僕は1000点をあがった
最高位戦B2リーグが始まった。今1節を終えて帰りの電車の中だ。
結果からいうと着順4142で-48.8ptとなった。不甲斐ない成績に自分で自分にガッカリしている。
普段サンマを打つことが多く赤なしの麻雀が調整不足で押しすぎだったかなとか色々反省しているのだが、それはいいとしてこんなことがあった。
1回戦南2局に入ったところで僕の持ち点は7000点となった。最高位戦ルールはオカなしの30000点持ちだ。故に素点-23000点、一般のフリーなら残り2しぇんてんとなっているところだ。赤なしのルールでこれはなかなか失点している状況だ。
ラス親は残っているが僕は画像のような積極的な仕掛けをした。ドラはない。1000点、1000点だ。3着目とは20000点以上離れている。点数が欲しいのはいうまでもないが僕はバック仕掛けの1000点を取りにいった。
もしかしたら同卓者は呆れた顔でこの仕掛けを見ていたのかもしれない。それにどんな意味があるのかと。せめて面前リーチを狙いにいけよと。
けど僕は1000点を拾いにいった。
過去に雀ゴロKから教わったことがある。
「着順変動がない状況では局収支を優先するんですよ」
そう、この状況では親番で奇跡が起こらない限り自分のラスは固い。このドラもない手を面前で頑張ったところでいいとこ2600だろう。局収支だけを考えたら確実に1000点を拾った方が得だ。僕の麻雀の辞書にカッコ悪いという言葉はない。
リーグ戦は始まったばかりだ。下手だろうが不格好だろうが拾える点棒は拾う。メンタルとか、美意識とか、周りの見る目とか全く関係がない。これぞザ・魅せない麻雀。それが僕の信念。少しでも得する方にしかベクトルを向けない。
そして1sをチーした僕は、8sをツモりあげて必死の300/500をあがった。今日は負けた。
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