寺請制度と寺檀制度

寺檀制度と寺請制度の区別は面倒かもしれません。
寺檀制度は,人々がどこかの寺院を檀那寺としてもち,その寺院に祖先の供養(葬祭)をゆだねるしくみです。
それに対して,寺請制度は,人々が自らの檀那(檀家)であることを寺院が証明する制度です。

したがって,寺檀制度があってはじめて寺請制度が機能する。
そのため,江戸幕府によって寺請制度が設けられたことによって寺檀制度が整っていきます。

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