不思議な感覚

一昨日、武者のCDでお世話になった大吾さんのだいご治療院に行ってきた。

大吾さんは明らかに何か人とは違う感性をもっていて、僕は尊敬とともにすごく好きだな、とか、なんかこの人の感覚分かる気がするな、みたいなのを持ってた。
似た感覚を持っているのでは?と一方的に感じてる。

身体に触れ不思議な治療をされるのは知っていて、すごく興味を持っていた。
いつかタイミングがあれば行ってみたいと思っていた。

身体も心も特別悪いところはないし、
むしろ去年に比べたら全然健康的だけど、大吾さんに診てもらったら何か自分では気づけないことを感じ取ってくれるのではと、ちょっと期待してた。


色んな場所で施術をされている大吾さん。
タイミングもあって、受けた日は新宿の小さな間取りのレンタルスペースで施術されていた。
アパートの隅の小部屋で奇妙さもあったが、むしろこんな感じを待ってた…面白い!って思う自分もいた。

久々にお会いした大吾さんは治療家さん感が強くなっていた。醸し出す雰囲気というか、色んな顔をもっているうち、これが治療家さんのときの大吾さんなんだ…って思った。



たわいもない会話から対話に移り変わっていき、
今後の自分についてや、自分の陥りやすい感覚・思考パターンなどを聴いてくれた。

僕は去年から自分の歪みを矯正してきていて、人のことをイチイチ気にせず、うんと自分らしく生きやすくなっている。ナチュラルな自分で過ごせるようになったし、今は特別思い悩み、ハマることはない。

でも、些細に乱れを感じたり、歪み出しているのを捉えることはある。人間としては日常的なことかもしれないし、もしかしたら自分らしい感性なのかもしれない。


特にピックアップして大吾さんに伝えたのは、
自分のペースを大切にしたい気持ちと理想で描いているペースが合致しなく、結局思うように進んでいかないように感じてしまう思考の癖にしんどさを感じること。

あとは、夏海外いくから健康状態大丈夫そうかも診てもらうことにした(笑)


施術台にうつ伏せになり、大吾さんがブツブツと唱える。

後から聞いて分かったのだか、大吾さんがやられているイネイト活性療法というのは、脳の反射機能を見ているのだそう。

怪しそう…と思う人もいるだろうし、自分も怪しさを感じないと言えば嘘になるけど、でも、信頼できる人だから別に受けていて嫌なことは一切なくて。


10分くらいかな、、。自分が気になっていたことを、脳の反応から診てくれた。


伝えられたこと

・7年前の友人に対する深い哀しみ
・2.3年前の不特定多数に対する劣等感

友人に対する深い哀しみは「恥」を生んでるそう。
そして、2.3年前の劣等感。

それらが、脳の信号を強く反応させているそう。

本当に不思議。。

そして、ドンピシャ。。

劣等感については全然ピンと来てなかったけど、ボーッと考えてたら、確かに思い当たる節が。。

どちらも強烈に心に良くない反応が起こしていた時期。


それらの、強く反応してしまう脳のシステム。

大吾さんはこう言った。
「脳の反応、切っといたから。」

自分
「へ?どういうこと??」

もうこの境地は今分かるはずもないのだが、脳の反応を切ってもらったらしい。笑

施術前と後で、脳の反応が切られた感じの違いは全然分からない。

でもね、ちょっとだけ何か針金みたいならちょっとした捻れてるものが、真っ直ぐになった気はして。
軽くなった感覚が。。
もうここまでいくと、洗脳とかに近いかも?笑

いや、でも本当にすごいな。。って感じで。


ずーっと、心を変えていくことが大切だと思っていたんだけど、実は脳の問題だったんだ。。という衝撃。


恥にも劣等感にも付随するのは、「プライド」。

僕はプライドが自分のバランスを歪ませているということ。


その感覚、すごくあって。。

実際自分のプライドの高さは、日々イチイチ対峙してる感覚あるし。

そんなプライドが高くなる反応を起こす脳の状態を良くしてもらった。

そして、対プライドの扱いの難しさや、どう扱っていくと良いかを大吾さんと対話した。


大吾さんが黄色いズッキーニをくれた。

僕はその日、最後のお客さんで、一緒に店じまいをし、駅まで車で送ってくれた。

大吾さんも家庭があるのに、丁寧に時間をかけて診てくださった。

うわ~すごい~の感じが、以前とまた違う。


終わったあとからずーっと過去と今の自分を紐付けであれこれ考えている。

脳の反応が抑えられてるからか、プライドの高さが本当に現れない。不思議。。

なんか、今は自分を守ろうとして人の評価気にすることないなぁって感じ。

またしばらくしたら、反応しやすくなるのかな?

どうなるかよく分からないけど、
そんな不思議な体験をした日でした。

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