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スランプを作らないコツ〜負けた碁は残さない〜

ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。

今回は、なかなか勝てなくなるスランプを作らないコツ・方法について書きます。

本記事の対象者
・順調に棋力が伸びてきたが伸びが落ちてる気がする方
・スランプかな?と感じてしまいそうな方

本記事では、スランプになってしまわないようにする方法の一つを紹介します。

反省をしても後悔はしない

一局の中で悪手を打ったとして、その手をなぜ打ってしまったのか、原因を探って反省したとしても後悔して精神的に引きずり続けてはいけないと将棋の天才、羽生善治先生はのべています。

スランプに陥りやすい人ほど、後悔をしています。
悪手を打ってしまった手を反省ではなく後悔を続けています。
後悔は、反省点を見つけたとしても自分を責め続けてしまい出口が見えなくなります。
そうすると、スランプに陥ってしまいます。

つまり、スランプを回避するためには、負けた原因を考える時も事実を認識して反省をしたとしても、精神的にマイナス思考になってしまう後悔はしないことが大切です。

自分の勝った碁を並べ直す

負け続けていると、どうしても負けたことにフォーカスし過ぎてしまいます。
しかし、負け碁を振り返り続けると後悔ばかりが募ってしまいがちです。

スランプに陥っている時こそ、自分の勝った碁を並べるのがおすすめです。

自分がうまく打てている碁、完勝した碁を並べることで自分を鼓舞し復調のきっかけにすることができます。

この方法は、藤澤秀行先生が推奨しています。
スランプの時こそ勝った碁を並べないと気分が落ちてスランプになってしまう。
だからこそ、勝った碁を並べよう。

スランプに陥らないための練習

スランプにならないために、僕は勝った碁だけ記録をつけています。
負け碁をつけない理由は後悔をしないためです。
しかし、必ず負け碁も振り返りしています。
一度、検討をしますが負けた原因を見つけたら記録には残しません。

気持ちよく勝った碁、完勝した碁だけ棋譜につけて負けがこんでいる時に見返します。
そうすると、自分は強いんだ、自分のつよみはここなんだと再認識でします。
自分の長所を再確認することが、スランプに陥らない、スランプからの脱出に必要なことなのです。

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最後までよんでいただきありがとうございました。
つかさ

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