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はじめての詰碁〜言葉を知ろう〜

ご覧いただきありがとうございます。
八段塾塾長のつかさです。

今回は
詰碁の本を買ってみたけどよくわからない
死活ってなに?ヨセってなに?手筋ってなに?
用語が意味わからない!
という疑問にお答えします。

本記事の対象者
囲碁の本をはじめて買ったという初心者

指導歴4年でまったく囲碁をしらない未経験者を
300人以上教えてきたなかで、勉強法や囲碁用語が
わからないという質問をたくさんいただきました。
本記事は、はじめて囲碁の本を買ったけど
用語の意味がわからなかった方に対して
言葉の意味や定義をわかりやすく解説します。

本記事の内容
・詰碁、手筋、死活、ヨセの分類と説明

・詰碁、手筋、死活、ヨセの分類と説明

囲碁をはじめた方やはじめてみようかなという方が
最初に書店や図書館で囲碁の本を見た時に
『詰碁』『手筋』『死活』など様々な本があります。
まずは、これらの言葉がどういう意味か解説します。

【詰碁】
詰碁とは問題という意味です。
つまり、詰碁と書かれている本は
問題集(ドリル)です。
【手筋】
手筋とはテクニック(技)という意味です。
あらゆる分野で使われるテクニックのことを
手筋と言います。
【死活】
死活とは陣地を作るまたは破壊することを指します。
手筋(テクニック)の分野の一つです。
【ヨセ】
ヨセとは陣地の境界線を定めることを指します。
手筋(テクニック)の分野の一つです。

他にもありますが、以上の内容を図にすると以下のようになります。
用語のイメージ図↓

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手筋(テクニック)という土台の上に
死活やヨセと言った分野が存在します。
そして、詰碁はそれらの総称です。

詰碁(または手筋)の本と書いてあれば、
その本の内容は
死活なのか、ヨセなのか、石を取るのか
表紙だけでは判断できません。

もし、最初に勉強用の本を買われるとしたら
死活の手筋、ヨセの手筋など
〇〇の手筋(また詰碁)と分野をしぼって
表記されているものを選びましょう。

囲碁の本はどうしても専門用語が多く
ぱっと見の表紙だけで内容を判断することが
できません。

なので、まずはそれぞれの用語が
だいたいこの立ち位置にあるんだと知っていれば
本が選びやすくなります。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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