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囲碁友達がもっと欲しい

僕の趣味は囲碁。6年前くらいに始めた。

わりと長くやってるのに、全然強くなれない。たぶん5級くらい。そして、強くなっても、きっとあんまり役に立たない。囲碁をやってる人なんて減ってるし、仕事につながるわけでもない。

だから、ここ数ヶ月は仕事が忙しかったり、コーチングに集中したりしているので、ほとんど触れてこなかった。会社の囲碁部を立ち上げた部長なのに。

だけど、先週noteを書いてて、「何か役に立たないことをやろうかな」と考えた時に思い浮かんだのは囲碁だった。

この経験を経て「なんだかんだ言って、囲碁、好きなんだな」と素直に思ったので、もっとその喜びを分かち合える友達が欲しいと思って、この記事を書くことにした。

実際は、子育て真っ最中のいま、遊ぶ時間がなかなか取れなくて対局もままならないのだけれど、もっと囲碁友達が増えれば、楽しみ方が変わるんじゃないかとおもってこの記事を書いている。

囲碁をはじめるまで

将棋は、兄がルールを教えてくれたので小学校3年生くらいの時に知っていた。でも、駒の動かし方を知っているだけで、ほとんど勝てなかった。どうやって強くなるのかもわからなかった。

小学校4年生から始まる小学校のクラブ活動は、興味がわくものがなくて将棋クラブに入ったけれど、半年で1回しか勝てなかった。そのあたりで「こういうの向いてなんだな」と思って、そこから将棋はやめた。

それから20年くらいたってから囲碁を始めたのは、地元つながりで定期的に集まっていた3人グループで「何か新しいことを始めよう」と盛り上がったからだった。飲みながら話した結果、なぜか囲碁にたどり着いた。

何度か集まってやったのだけれど、その中で結局続けたのは僕だけだった。これもなぜだかよくわからない。それからもう6年くらいが経過しようとしている。

囲碁のいいところは、僕からは言わない(言えない)

以前は「囲碁がなぜ面白いのか」とか一生懸命説明しようと試みることもあった。でも、そういうことはもうやめた。

なぜなら、僕が語れるレベルだと、将棋やチェスとの違いを説明できないから。もちろんゲームのルールは違うのだけれど、面白い理由は抽象度を上げると同じ。そして、その面白い理由を説明をして初めてわかるような人は、結局続かないこともわかってきた。だから、囲碁のいいところは、僕からは言わない(言えない)

ただ、これだけは伝えたい。囲碁は、そんなに難しいゲームじゃない。よく勘違いされるのだけれど、囲碁のルールは簡単。大きなルールは5つくらいしかない。それさえ覚えれば打てる。本番は19×19の大きさなんだけど、入門用に9×9とか13×13の大きさでもあって、それも同じルールでやれるので、そこから入れば割とすぐに打てるようになる。

そんなに入り口の狭いゲームではないので、もし何かのご縁で囲碁に興味を持った人がいたら、気軽に言ってほしい。いつでも教えるから。(LINE囲碁部はたくさん初心者が興味を持ってくれたので、ルールを教えた経験は結構ある)

対局が好き

囲碁の何が好きなの?と言われると、僕は圧倒的に対局が好き。ネットじゃなくて、リアルで対局するのが好き。

対局では、会話はしないんだけれど、会話するときとは全然違うコミュニケーションがあるのがいい。普段とは違う面が垣間見れる。それがまず楽しい。

対局では、自分の弱さと向き合わないといけないのもいい。負けるのは実力不足でしかない。麻雀ほど運の要素はない。負けに不思議の負けなし、がよくわかる。こんなに悔しい思いをすることはこの年になってなかなかない。その弱い自分を対局相手の前にさらさないといけないことは辛いけど、それがまた、その人と一段と仲良くなるきっかけになる。

そして、勝つとめちゃくちゃうれしいのが最高にいい。僕は、囲碁を始めてから対人でちゃんと勝つまで一年半かかった。そんなに頻度高くやってたわけじゃないけど、自分でも「よく続けたなぁ」と思う。でも、その最初の勝利がめちゃくちゃめちゃくちゃうれしくて、そこから少しずつ勝てることも増えて、その勝ち全部がうれしくて、囲碁をやっている。

この楽しさは、対局してみないとわからないと思う。そして、対局してた人にはきっとわかってもらえると思う。

もし、囲碁やってた人で、久しぶりに対局したいという人がいたら、ぜひ連絡してほしい。僕はきっと5級程度の実力で、ちゃんとやってた人からすると物足りないかもしれないけれど。

「友達が欲しい」と言ってみることに価値がある

なぜだか僕はこれまで、素直に「囲碁を一緒に打つ友達が欲しい」と言えなかった。その心根には複雑に絡まったいろいろなものがあるのだろうけど、うまく紐解けないから表現するのは避ける。

ただ、いろんな発信に慣れてきた今、素直に「囲碁友達が欲しい、と言ってみるのもいいんじゃないか」と思っている。

そして、きっと同じように悩んでいるひとも、少なくないことを知っている。囲碁の話じゃなくて、他の趣味かもしれないし、どこか行ってみたいところがあるってことかもしれないし、ただ飲みに行く相手かもしれない。どんな対象でも「自分から誘うのは勇気がいるけれど、誘ってもらえたらとっても嬉しい」という人が多くいることは、経験上よくわかっている。

だからきっと、こういうお願いをすること自体、喜んでくれる人がいるだろう。そして「こんなこと、noteでお願いしてもいいんだ」と思ってもらえるだけでも、世の中に貢献できるかもしれないとも思っている。

なので、もう一度言います。

「囲碁友達が、もっと欲しいです。それぞれのペースで、一緒にやりませんか?」

最後に、目標。初段を取るゾ。

全然強くなれないのだけれど、やっぱり目標がないと前に進まない。そして、弱いと相手にされないし、何より勝利の楽しみを味わえない。だから、今年は(今年こそは)日本棋院認定の初段を取る。そのために、コツコツ勉強する。妻には怒られるかもしれないけれど、インストラクターの先生をつけてでも、初段を取る。

そんな僕と付き合ってもらえる囲碁友達を、募集しています。


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