無名_2018-11-27_234225-1-2

慣れたと思ったらまだまだ甘かった

甲鉄城のカバネリの無名さん、さすがに飽きてきた、と思っていたら、まだまだ甘かった。

1カット目の上段のように、カメラのアイレベルと目の中心が水平にそろっている場合の描き方は何となく描けるようになった。つまり、手癖として学習した。他のにっこりまぶたは無個性といえる。唇はまだ開口時の描き方に慣れていない。繊細さが必要だ。キャプテン翼っぽくならないように気を付けたい。首が太すぎた(笑)唇の輪郭線は結構繊細だぞ、意外と。

髪の毛は、どんなに手抜きをしても、水平線を描いてはいけない。色が付くならば前髪ぱっつんでもいいが、白黒の線画だと、まゆ毛の線と重なって見づらい。ギザギザののこぎりカットまでが前髪の手抜きの限界だろう。

で、問題は2枚目の2つのカット。これ、輪郭線も髪型も共通。大体いいんだけど、何が違うかって、下の方はカメラの俯瞰(下方向への角度)が強めなのだ。上のカットは、カメラ水平位置が目の水平位置にちょっとだけ近い描き方になっている。2つは表情が違うと言うよりも、カメラからの見下ろし角度が違う。けど、その違いは、あごの輪郭ではほとんど差が出ない。

つまり、立体配置としての起伏が激しい眉、眼球と瞳、の見え方で、カメラのレベル(水平位置)及び仰角・俯角の表現の差になる。

手癖で描くと、ついついカメラのアイレベルにそろえて描いてしまう。それが描き慣れた手癖だからだ。だが、模写対象のカットは、俯瞰が付いていた。それに伴い、眉間の窪みを示す線が引かれていて、色も影色が落とされていた。

確かに、唇の表現も、下唇の表現が確かに俯瞰の形だ。

まだまだ私が甘かった。やはり線画による顔の表現は奥が深い。というわけで、もう少し無名さんの線画テストを継続して行ってみたい。

(208回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊