乗り越えた者にしか見えない世界がある
(約 1,400文字の記事です。)
今日、具体的には1時間前に、開発中のZbrushプラグインのコア部分の技術的なブレークスルーを果たした。取り組み始めて2日はかかったと思う。だがようやく、というかついに、とにかく技術的に突破できた。ブレークスルーを果たせた。
それができるかできないかが重要
Zbrushプログラミング開発は、普通のプログラミングとは結構違う。色々とZscriptの仕様上の制限に加えて、Zscriptのバグもたくさんある😱しゃれにならない致命的なレベルでバグがあったりする。これについては辟易するがしょうがない。
今回開発中のプラグインでも、そこが引っかかった。普通のプログラミング言語ではまったく問題にならないUI周りの実装で引っかかった。どうにかZscriptのみで回避できないかアレコレ試行錯誤し、試し、ついにダメだと悟った。
そして今回、別の迂回手段で何とかブレークスルーできた。
もしこれをブレークスルーできなければ、「特定のデバイス、特にマクロ機能のある左手デバイス」ユーザーしか恩恵がないプラグインになってしまう。それはとても間口が狭い。そして何よりも「使いにくい」。
それでは本末転倒だ。
なのでどうにかして、最低でもWindows版Zbrushユーザーに恩恵のあるようなZbrushプラグインにできないかと、粘った。粘り続けていた。これはクライアントからの要望ではなくて、私個人の、Zbrushプラグイン開発者としての意地だ。情熱とプライド、知識戦での勝ち負けの勝負だ。
自分自身との戦いだ。
結果として、何とかブレークスルーできた。
ブレークスルーの瞬間は「あっけない」
そう、できた。理想の挙動が手に入った。その瞬間は、あっけない。仕様が仕様通りの挙動でZbrushが動く。それだけ、ワンクリックで理想の挙動が実現された。ただ、それだけ。
長かったなぁ~、でも実現できた。そういう複雑な感情が一気に流れ込んでくる瞬間。やっぱりできたじゃん!諦めなくて良かった!
この瞬間の「世界が変わる瞬間」が、とても気持ちいい。そして自分にとってもまたZbrushで効率的にやれる世界を広げられたことへの喜び。
世界が一瞬で変わる瞬間。
開発中なので明言できないけど、地味に凄いプラグイン
とりあえず開発中なので何一つ明言できないが、これまた地味に凄いプラグインができそうです。今回、コア部分の、本当に重要な部分についての技術的ブレークスルーができたので、これは色んな人にとってZbrushを「ごく普通に、そう、ごく普通に使いやすくできるプラグイン」ができそうです。
今日は少し、酔っ払いたいです、乾杯🍺
🍺🍺🍺
今回の創作活動は約45分(累積 約3,210時間)
(885回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊