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noteと専門ブログの使い分けの話

「noteと専門ブログの使い分け」このテーマも多分6回目くらいだと思う😅だがようやく理想的なワークフローが完成したと思うのでメモしておくことにする。


(約 2,400文字の記事です。)

気兼ねなく自由に書き出せるnote


noteは自由な公園だ。なので深く考えず「あまり他者を傷つけない程度で」自由に書き散らかしていい場所だ。Twitter Xほどの粘着質な人も滅多に現れない(ゼロではないが、かなり稀)。noteではある程度のコアなファンの読者はおそらく定期的に記事を読んでくれていると思うが、逆にミーハーな冷やかし連中はあまり関わってこない。(そんな人たちの主戦場は恐らくTwitter Xだろうから。)

そういう点でもnoteは大人な人が多い。なので安心して書き散らかせる。(ごく稀にいる困ったちゃんは、まぁどこの世界にでもいるので割愛)

ただしnoteもまたTwitter XのようにSNSの側面もある。なので情報の蓄積場所としてはあまり適していない。noteも一般的なSNSと同じで、体感では約1週間の情報寿命だと感じている。ときどき数年前の記事にもスキが付くが、そういうのは例外だ。

また自由に書き散らかしていると、あとから振り返ったときに、

  1. 本当に気分や感想で、情報的価値ゼロなもの

  2. 割といいこと書いている日記

  3. 素直に書いたが専門的な視点で見直してもいいことを書いている日記

この3つが混在してSNSの奥に消えていく。これはもったいないと感じた。


良い記事を専門ブログへ移植

なので約1週間前のnoteの記事に対して、冷静に読んでも専門ブログのコラムとして成り立つような情報量のある記事については、そのままnoteに埋もれさせるのはもったいない。なのでそういう記事をメンテしてブログに移植することにした。

個人の日記や記事は第三者の査読や校閲が入らない。なので色々と偏りがちになることは否めない。だがこのように、

  1. まずは気軽に自由にnoteに書き

  2. あとから冷静な自分の「冷めた第三者の視点で」記事を眺め

  3. 専門ブログにも乗せられそうな記事をメンテして移植

このステップを踏むことで「仮想的に第三者チェックを通した」と仮定すれば、割と実のある記事だけを専門ブログに集約できるのではないか?と思ったわけである。

なのでテストとして2本くらいnoteの過去記事を精査して専門ブログに移植した。


3DCG関連のnote記事は読まれていない(確定)

私のnote投稿の場合に限るが、これが明らかになったからだ。noteの読者層の違いだろう。なのでほぼ誰にも届かない情報をnoteに陳列していてもしょうがない。もちろん少しくらいは3DCGの情報であってもnote記事をキャッチアップしている人もいるかも知れないがその数は少ないと分かった。なので自分で読み直してみて「3DCG専門記事に入れられる程度の日記」であると判断した場合は、更に表現をブラッシュアップしてブログ記事にスタックして保管しておこうと思った。

長期保管と記事のメンテについてはnoteよりもWordPressの自前サイトのほうが遥かにメンテしやすいからだ。それだけの価値があるものが書けたと思ったならば、早く移転するのが正解。


noteの過去記事に目印を付ける

こういう運用を始めて分かったことが幾つかある。noteの過去記事が、

  1. 「あきらかな駄文」(本当に気分だけで書き殴った)

  2. 「つぶやき」

  3. 「割とガチで書き殴った記事」(ブログ移転候補)

  4. 「ブログに移転済み記事」

これらを瞬時に区別する必要があるな、と。noteの過去記事一覧ではタイトルくらいしか一望できない。なので上記4種類についてもぱっと見で分かるように目印を付けることにした。

あとから使うつもりのない書き殴り記事とつぶやき記事については🗨️、吹き出しアイコンを。

割とガチで書き殴った記事には無印。

ブログ移転済み記事には⏩、早送りアイコンをタイトルの先頭に付けることにした。

これで記事一覧を見たときに、どこまでを「移植済みか」がよく分かる。ただしnoteにそのまま放置する記事タイトルにまで不要にアイコンを付けるとごちゃごちゃするので、放置タイトルには何も手を入れないことにした。

とりあえずは🗨️⏩付きの記事タイトルについては今後再検討する必要がない、という目印があるだけでも十分に意味がある。

記事を日記の昇順で眺める。そのためにある程度下から上に記事を眺めていったとき、最後に⏩のある記事から上側=最新側だけの記事を新たに移植すべきか否かを検討すればいい。その際に🗨️記事は無視していい。そうなると上記条件で1週間経過した記事だけを検討すればいい。そんなに本数はない。数秒で判断できる。


noteへの自由な書き出しが起点

というわけでこんな感じで、深く考えずにnoteに書き散らかして、1週間遅れで冷静な視点で過去記事を眺める。そして3DCG関連の日記として価値あると判断した記事は、内容を更にブラッシュアップしてブログに移転して管理・運用する。

こういう情報の流れ(ワークフロー)を設定してみた。今後はしばらくこのワークフローでnoteとブログを運用してみたいと思う。

これならばnoteもブログも活用できる。手間が1倍で効果は2倍。しかもブログのほうが表現や内容が煮詰まっているので情報の質も高まる。かといってゼロからの執筆ではないのでタイムパフォーマンスが非常に良い。またnoteに投稿する時点でもかなりの推敲をしているので、それらの努力も無駄にならない。コスパも割といい。

なので過去の自分が生み出した価値ある「記事」を、更にブラッシュアップさせてその上澄みを更に自分の成果物として昇華させる。みんな幸せになれるワークフロー。

しばらくはこれで運用したい。


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,668時間)
(987回目のnote更新)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊