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noteとブログとAmazonアソシエイトとGoogleアドセンスと。

(約 5,000文字の記事です。)

マネタイズを全く考えなかった頃のnoteとブログ、マネタイズを導入してからのnoteとブログとで、色々考え方に違いがあったので簡単にメモしておこうと思った。……5千文字になっちゃった(笑)

まずマネタイズを全く考えていなかった頃の話から。

【マネタイズなし】noteは長文可能なTwitter、お気楽でスキが付くから楽しい

割とすぐにスキが付く。長文を書けるTwitterという感じだ。ただTwitterほど交流が盛んでもないが、しっかりとしたファン層の存在感を感じやすい、不思議な場所。

あとシンプル。ウザい物はない。面倒なこともない。自由に書くだけ。文字を綴ることに苦手意識がなければ割と自由な空間。真っ白なキャンバス。

自由に書けばいい。それができる場所。

ただし、noteに限らず、飽きる人はすぐに飽きる。私の体感では92~98%は3ヶ月以内にフェードアウトする。9割以上は間違いない。逆に続く人はきちんとnoteに存在感を作ることができる。数は少なくても「投稿を楽しみにしているファン」がしっかりと根付く。

数じゃないんだよ、存在感なんだよ。


noteの弱点(情報参照性の低さ)

実は分類しつつの情報蓄積に弱い。どちらかというとTwitterと同じ性質の流しそうめんに近い。が、Twitterよりも情報の寿命は長い。雑多な情報がどんどん積み重なっていく形式なので、細かい分類分けや過去の蓄積を引用しての使い回しなどに少し手間取る。

情報の蓄積と過去の情報への参照性が低い。そういう意味ではコラム的な雑記の蓄積に向くが、専門的な情報の蓄積には弱いと感じていた。それゆえにブログサービスも模索した、という経緯がある。

また当時はnoteの記事がGoogleに検索してもらいにくかったので参照される情報置き場としての価値がものすごく低かった、と言うのもある。去年と比べればドメインがnote.muからnote.comに変わったことなど、SEO対策ができているから今は割とGoogleにもヒットするが、情報参照性の低さの弱点は相変らず。


【マネタイズなし】はてなブログ

はてなに限らずどんなブログサービスでもそうだろうが、noteやTwitterに比べて圧倒的にレスポンスが得にくいのがブログ。そうそうコメントが付くこともない。

実際に私も色々考えた結果、ブログのコメント欄は閉鎖しました。Twitterの適当なつぶやきに返信すれば意見は私に届くので。それが面倒だと思う人の意見は、まずまぁ適当だと思うので関わる必要もないでしょう。

なので私も一時期はnoteメインだったけれど、ブログも運用していた。情報の蓄積と過去の情報への参照性の高さ。そしてGoogleへのヒットのしやすさ。はてなブログという老舗ブランドも影響しているだろう。なので3DCG特化型のブログとして3DCG関連の情報ははてなブログに付けていた。

とはいえマネタイズのことなど全く考えていなかったので、とりあえず付けてみたGoogleブログ解析で日々のPVを眺めたり、どんな記事が人気なのかを見てほくそえむことしかできなかった。が、当時はそれで満足していた。マネタイズという発想がすぽーんと抜けていたからだ。その分、やりたいこと、書きたいことだけに集中できていたとも言える。

そんな蓄積が1~2年あったから今に至るのだが。

けど、逆に言えば、情報の蓄積場所が必要だと思えるような活動をしていない限り、ブログを運用する気にはならないだろう。スキやいいねのレスポンスが皆無で、Googleに引っかけたい情報もないならば何のためにブログを運用するのか?ということになる。マネタイズなしならば、そうなる。

そう考えると中々ブログを運用しようというモチベーションがないのが現状だろう。

【マネタイズあり】noteではAmazonアソシエイトくらいしかできない

Amazonアソシエイトしか使えない。そして私の場合だが、noteのアソシエイトの収益は、ハッキリ言って限りなくないようなものです(明言は規約により避けます)。

というわけでnoteで無料記事を執筆することによるマネタイズはかなり絶望的です。なので視点を変えて無料の記事執筆によるマネタイズという目で見ればnoteは逆にあり得ない選択肢です。

もちろん有料記事置き場という情報販売プラットフォームとしてはnoteはよく機能しています。ですがそれはnoteでの無料記事を執筆してのマネタイズとはちょっと違って、あくまでも販売プラットフォームとして機能しているだけ。情報の価値を認めてくれた人がnoteというプラットフォームを通じて情報を買ってくれただけなので、ここで言うところの無料のnote記事の執筆によるマネタイズとは違ってくるので割愛。(単なる販売チャネルの話になってしまうので。欲して買う人は別にnoteに限らず他のプラットフォームやメディアで提供されていても買うわけだから。)


【マネタイズあり】むしろこれ目的でブログを始める人のほうが当たり前かと

私は逆の入り方をしてしまったが、多くの人はむしろ最初からマネタイズありきでブログをスタートさせるでしょう(笑)なので早めにAmazonアソシエイトに申し込み、Googleアドセンスに申し込み、各種アフィリエイトサービスに申し込み、早い段階から広告を貼りまくるのが当たり前でしょう。

1ヶ月程度続けて30~50記事を書いた段階でそうするでしょうね。実際その方がいいでしょう。最初は微々たるものでも累積で効いてくるから、マネタイズなしで運用を続けるよりも、そりゃやはり意味があるし、モチベーションにもつなげやすい。

壁1 魅力的なコンテンツを継続できるか

とはいえここが固まらないと集客も何もない。初めの半年は閑古鳥だろう。その間に放り出してしまっては広告も何もあったもんじゃないし、各種審査に合格しても集客ができなければ何も起こらない。YouTubeなどの娯楽が多い中で、特化型ではないブログは中々集客が難しいかも知れない。

壁2 マネタイズの仕組みそのものの導入方法がとても大変

まず簡単なのは各種アフィリエイトサイトへの登録。1時間もあれば終わる。次に大変なのはAmazonアソシエイト。2020年からは3件の実績を作ってからの実体審査なので、SNSなどブログ以外でも何でもいいのである程度知名度を高めておかないと正攻法では難しい。(正攻法以外なら?まぁ工夫する余地はありますが……。)

そしてラスボスはGoogleアドセンス。これは大変だった。今も大変だったりする。特にはてなブログとの相性が悪い。でもそれ以外ならWordPressに行かなくちゃならない。コンテンツの内容以外にもそういう学習コストが発生する。サーバレンタルだったり、サーバ管理だったりが発生する。初期にそういう学習コストを嫌がる人は多いだろう(私)。だからはてなブログに行ったわけだが。

もちろん、「さっさとWordPressにして自由なサイト運営に切り替えた方がいいよ」という人がいっぱいいるので、事実そうなのだろうとは思う。だが、もう引っ越しする気力がない(笑)はてなブログProにして年間8千円近くお布施していることになるが、もういいや、という気がしている。カモられていますな(笑)

とはいえ、はてなブログを付けるなら早々にAmazonアソシエイトに申し込み、アソシエイトIDコードをはてなブログの設定項目に入力した方がいい。2020年の今ならば10分もあればIDコード発行から入力まで終わる。
そうしないと自分の記事のAmazonリンク経由の収益は全てはてなに入ってしまうのだ!もったいないからさっさとAmazonアソシエイトに申し込んでアソシエイトIDコードを入力しておこう。
私はそのことに気付かず1年以上はてなにAmazonアソシエイトの売上を寄付していたことになる。うん、悔しい。

とまぁ書いたが、書いてみれば2つの壁を乗り越えればブログでもマネタイズの楽しみがあるので、悪くはない(笑)乗り越えてしまえば後は設置しておくだけなので、本来のやりたいことに集中しておけば、自然と収益が出るはずなのだ。

仕組みを設置しないでやりたいことをやっていれば当然ながら収益はない。もちろんやりたいことやった満足感はあるだろうが、一度仕組みを作っておけば、やったことの満足感+お小遣い、というボーナスが付く。いつやるか?といわれれば早いほうがいいに決まっている。そうすればあとは勝手にお小遣いが増えるのだ。

これがブログ+マネタイズのメリット、というか強いモチベーションになるだろう。それが動画ならばYouTube広告、ゲームプレイならYouTubeスーパーチャットなどになるだろう。文字と画像、知識の価値を売りにするならばブログになる。

壁3 Googleアドセンスの規約遵守

おっと、忘れていた壁3。Googleアドセンスの規約遵守。とはいえ、普通に運営していれば問題ないが、他者の著作物やセンシティブな表現には気を付けないとGoogleから怒られる。ようするに「どんなジャンルでもキワドイモノ」は扱ってはいけない。そういう点では少し息苦しさが出る人もいるだろう。健全な範囲であっても性的な表現に寄ったものを扱っている人にはちょっと悩むことになるだろう。判断基準がGoogleもしくは広告主なのでそこが難しい。

その点、noteならば、ごく普通の社会通念上問題のない範囲であれば自由に書ける。水着などのセクシーな画像でも公序良俗の範囲内であればアカウント停止などはまずないだろう。政治の話や宗教の話なども同様だ。だがそれをGoogleアドセンスのあるブログでやるのは、ちょっと怖い。そういう意味では、いい意味でnoteは広く表現の自由のある場所になっている(私にとっては)。

なので、結果的に、noteとはてなブログとを両方気分で分けて、ジャンルで分けて運用を続けたことは正しかった(笑)聖書の学びや感想などは、はてなブログに書くことはないだろう。ジャンルが違うというのもあるし、Googleアドセンスの目もあるし。


結論 マネタイズの有無でnoteとブログを比較すると結構違う

最初の頃、マネタイズ抜きでの話ならば、noteが取っつきやすく、ブログは目的意識がないと手を出しづらかった。だがマネタイズありきになるとブログのほうが圧倒的に優先すべきだ。

そう考えると、自由に書き殴れてTwitter以上の文字数が使えるnoteは、どこか公園のような場所だ。フラッと寄って、そこでの人たちとの交流や展示されているアートを楽しむ。フリマ的に投げ銭して買い物するなどなど。

対してブログは完全な商店。店構え、専門性、品揃え、欲しいものが手に入るかどうか。陳列している商品はずばり過去のページ、情報資産だ。あるいはフードトラック、屋台。クレープか、たこ焼きかなどなど。ある特定のジャンルで特定の部分についてニーズを満たせるかどうか。

私の場合はどちらかというと、飽きたら公園を眺めて、飽きたらフードトラックに戻ってたこ焼きでも焼いて売るか、という感じ。フラフラしながら両方を行き来している気がします(笑)

クラゲみたいな、フワフワと。ジェリーフィッシュ。

noteとブログとは両立可能

なので、実はnoteとブログとは両立可能、というかむしろ両方を細々と運用したほうがメリットがある気がする。Twitterに何回にも分けて長文を投稿するよりもnoteで記事にしてURLをツイートしたほうが効率的だし、記事のメンテもできるわけだから。そしてジャンルが固まったらブログに移して運用を継続してマネタイズも導入すればいい。


noteとブログ、両方使うのがいいって話。続けてみるとよく分かる。


今回の創作活動は約45分(累積 約1,897時間)
(497回目のnote更新)


筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下のリンクを経由してAmazonで何かを買うと1~3%ほどのお小遣いが私に寄付されます(笑)



読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊