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ロジクールのERGO K860が気に入った話

(約 3,000文字の記事です。)

昨日書いたエルゴノミクスキーボードの話の続き。

十年以上エルゴキーボードを使ってきたので、当然ながら普通のストレートなキーボードもタッチタイプできるが、やはりエルゴキーボードは快適だ。

そして今回、長年の相棒だったマイクロソフト社製のエルゴキーボードから離脱。昨年10月に登場したロジクール製品に乗り換えた。

ロジクール製品との出会い

ロジクールはマウスで使っていた。というのも元々はマイクロソフトのマウスを使っていたのだが後継機がなくなり、同じ使用感の製品を探した結果辿り着いたのがロジクール製品だった。

なので今回からキーボードもマウスもロジクール製品に統一された形となった。地道な努力がロジクールから伺える。結果、ファンをじわじわと伸ばしているのだろう、全世界的に。

ちなみにノートPC用に買ったワイヤレスマウスも「感触重視で絞った結果」、これまたロジクール製品に辿り着いた。

結果、今の私のPC環境でユーザーインターフェースはロジクール製品に統一された。淘汰された結果選ばれた優秀な機器たちだ。それだけロジクール製品はいい、ということになる。

話を戻そう。エルゴノミクスキーボードの話。

本当のエルゴノミクスデザインな一品

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およそ3週間ほど使ってみたが、快適。ようやくMS製品から脱却できた。別にMS製品が嫌いというわけじゃない。ただMS社はどうやらまともなエルゴノミクスキーボードを作ることを止めたみたいなのだ。だから離脱せざるを得ない。

詳細はこちら。
https://www.yamato-tsukasa.com/entry/ergo-keyboard-k860-review

そして救世主として登場してくれたロジクールのERGO K860。これがとても気に入った。実際にプログラミングでコーディングしてみたりブログ記事を書いてみたりしたが、とてもいい。

左のスペースキーの摩耗が気になる

難点といえば左スペースキーが2週間目で摩耗による光沢感がでてきたので、これ以上摩耗が進む前にメンディングテープを貼ってみたが、それで問題なし。定期的に張り替えれば表面の摩耗を防げるので、まぁいいだろう。

むしろMS社製の横長の巨大なスペースキーではなくなったので静かなタイピング音になったのが心地いい。エルゴノミクスキーボードの場合、スペースキーがかなり横長になるので、そもそもスペースキー1本というのが無理な話であり、左右に2分割するのがまともだろう。

パンタグラフ方式

またノートPCと同じパンタグラフ式なのでキーボードの押し込み量が小さくなる。その影響でスペースキーがどうしても左手親指で斜めにこする動作になるので摩耗がしやすい。個人的には別にパンタグラフにこだわりはなくて、むしろメンブレンでいい。キーの押し込み量で不満を感じたことはない。どちらも極限まで軽い力でタッチするフェザータッチを体得しているので別にどちらでも問題ない。

どちらかというとK860のパンタグラフは少々硬めという印象だ。柔らかめのメンブレンのほうが軽いタッチができた気がするが、代替機種がない以上、背に腹は替えられない。ま、指に負担がかかるほど硬いわけじゃない。好みの差程度だ。

J, M, Nキーがエルゴノミクス

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Jキーの中心線よりも右側にMキーが収まっていることが重要。これによりNキーに簡単に人差し指が届く。人差し指の左右方向の移動量が少ないほど腱鞘炎のリスクを減らせる。これは重要

個人的にはJ, M, Nキーに問題がなく、スペースキーが左右2分割、それだけで十分だ。実際、3週間使ったがかなり快適だ。もしERGO K860が現行品として流通し続けるならば、2年後も恐らく同じシリーズを買い換えしていると思う。それだけ「しっかりとしたエルゴノミクス」なキーボードだ。なんちゃってエルゴとは違う(笑)

加えてAuto Hot Keyというソフトで「セミコロンの位置にEnterキーを設定」したりと、色々と右手ホームポジションでできることを増やした結果、かなり快適になった。

エルゴの割にはコンパクト

そしてエルゴノミクスキーボードの割には奥行きのサイズがかなり小さい。コンパクトな印象を受ける。ついでワイヤレスなのでデスク上で移動が簡単だ。もともとエルゴノミクスキーボードはメーカーを問わず「巨大」なのだが、その中でもERGO K860はかなりコンパクトなほうだと思う。奥行きサイズが小さめなのだ。左右も若干だが小さい気がする(その代わりEnterキーとDelキーとの隙間も狭い。これは要改善を願う)。

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とはいえ、全体的な質感は1.5万円の価値に見合う十分なクオリティ。しっかりとした作りだ。チープ感は皆無。パームレストも汗が染み込まない仕組みだし、圧縮ウレタン的な感触も十分に合格点。

あとはキートップの印字の耐久性だろう。が、タッチタイプができる身としてはキートップの印字の有無はあまり気にならない。見ていないから(笑)

ただし左スペースキーの摩耗は気になるので、メンディングテープを貼った方がいいだろう。摩耗による光沢感は悲しい気持ちになる。テープの貼り・剥がしで回避できるならば安いもんだ。

それ以外に不満はない(笑)ロジクール製品は電池の持ちがかなりいいので、そこにも期待している。なのでキーボードの電源スライドボタンには触らない。常時ONにしている。なくなったら百均でアルカリ電池を買うだけだ。

エルゴキーボードはワイヤレスがいい

私が最初に触ったエルゴノミクスキーボードはMS社製で、マウス付きで、両方ともワイヤレス。レシーバーをPCとつなぐ形。だが後継機が発売されず、キーボードは有線に、マウスもロジクールの有線になった。マウスは今でも有線だが。

今回、キーボードは無事にワイヤレスに戻った(笑)でかいキーボードなので別の作業をするときにワイヤレスだとかなり自由に移動できる。例えば棚の上などに移動できる。マウスは元々小さいから別にどこに置いても邪魔にならない。

というわけで、ロジクールのERGO K860はかなり質感がいい。気に入った。コイツがしばらくの相棒になりそうだ。なんてたってかなりエルゴノミクスに配慮した設計だということが使ってみてよく分かったので、素晴らしい。あとはこの機種や後継機が今後も市場にあり続けることを願う。貴重な日本語エルゴノミクスキーボードだ。

なんちゃってエルゴじゃない点がとても重要。とっても重要(笑)

1.5万円は安くはないが、これを手放す気はない。それだけの価値がある。今後も市場に続投し続けて欲しい。それだけ代替の効かない優秀な一品だ。

というわけで今日は「ロジクールのERGO K860は最高だ!」という記事を書き殴って本日は終了です(笑)

満足w


今回の創作活動は約30分(累積 約2,678時間)
(727回目のnote更新)

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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊