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二刀流は2倍大変(当たり前だが)

(約 1,900文字の記事です。)

Zbrushプラグイン開発者の自分と、セールスマンとしての自分。私の本性は恐らくエンジニア側、つまり開発者側なのだろう。課題解決のために16時間のコーディングや試行錯誤のほうが楽しい。逆に「完成した」プラグインの営業のためのサイト作りは、とってもつまらない。もうわかりきっているので、実現の可能性が100%になった時点で、あまりワクワクしない。

次のZbrushプラグインの開発がほぼ終了

ついさっき、次の改良予定のZbrushプラグイン「YT Z強度コントローラ V2」のベータ版が完成した。私の手応えとしてはさほど難しい制御をしていないので(YT ステッピング スライダに比べれば50倍くらい簡単)、ほぼバグもない感じだ。なのでベータ版がほぼ完成版と言っていいだろう。

YT Z強度コントローラに関しては既に公開中のVer.1系(V1)があるのであまり隠す内容もない。機能改善というよりはYT ステッピング スライダとの連携に向けた改良や効率化、内部ソースコードの整理といった具合だ。

プラグインの詳細については近日中にサイトで公開するが、要するにZ強度と焦点移動(Focal Shift)の2つを、定量変化だったりユーザー指定値に次々と変化させられる、というシンプルなもの。

強いて言えばスムーズブラシのZ強度と焦点移動も制御できる点が主な特徴となる。YT ステッピング スライダでは現在の仕様上、スムーズブラシのスライダは操作できないからだ。

YT ステッピング スライダがスムーズブラシやマスク系ブラシを除いた「Zbrushのほぼあらゆるスライダを定量変化させる」というものに対し、こちらはZ強度と焦点移動に絞ったものだ。しかもスムーズブラシもカバーする

制御対象となるスライダやアイテムが事前に決まっていれば実装はかなり簡単。
YT ステッピング スライダはその対象が無数にあったため苦労したわけ😱

プラグイン完成後が、また更に長い

TickTickに思いつくままに打ち込んだだけでも、残りの道のりが、ゴールが、こんなにも遠い。

これを全部こなさないと、晴れてのリリース作業の完了とはならないのだ。プラグインというソフトウェアが完成したあとの道のりが、実はソフトウェア開発の手間と同じくらい、残っているのだ。

プラグインが完成しても道半ば。私の場合は経験上、ここで結構心が折れる😭モノが完成しているのに、それを分かりやすく人に伝えるための媒体の準備に、それまでと同じくらいエネルギーが必要なのだ。

分かりやすさ、伝わりやすさの苦労がここから始まる

開発者なので100%中身が分かっている。問題は「それを端的に、短い言葉で、短い時間で、その魅力を他人に伝えられるかどうか」ということ。これはおそらくほとんどの業種の営業で必要なスキルだ。

内容を十分に良く分かっているからこその「暗黙知」が、逆に伝える工夫の邪魔をする。初めて商品を知った人のほうが「要するにこういうことですか?」などと核心を突いた質問を投げかけてくれることもある。

そしてそういう問答の場の整備、これもまたエネルギーが必要だ。だがそれをやり過ぎると逆に公開時期がどんどんと遅れる。

そう、ここからが結構長い。

そして、売れるとは限らない。ニッチ過ぎる開発は、メチャクチャ高機能なのに、メチャクチャ地味すぎて、花がないため、万人に刺さらない。魅力的に見えない。玄人向けならばなおさら、8割以上の素人側のユーザーに届かないのだ。2割のプロにしか届かない。

残念ながら今回のYT Z強度コントローラ V2もまた、完全にプロ向けだ。なので苦労して整備しても売れ具合の初動は鈍いだろう。YT ステッピング スライダもまた然り。


というわけで何ともモヤモヤしている状態ですが、今日は営業活動にシフトする気力が尽きたのでここに日記を残して終了で~す🍺

今回の創作活動は約45分(累積 約3,226時間)
(888回目のnote更新)

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