紙と鉛筆

アルファポリスで小説を書いた感想

今までそんなに書いたわけじゃないけれど、アルファポリスで更新し続ける感覚が分かったのでこれまでの執筆体験のまとめなどを書いておきます。ビジュアルノベルという特殊な分野における超初心者の目線です。純粋な小説執筆ならお好みのサイトでいいと思う。テキストオンリーならどのサイトもそれなりに便利です。

*投稿先はいくつかあるけれど

小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、などなど、小説の投稿サイトは沢山ある。だが挿絵を沢山、快適に入れ替え可能な投稿サイトとなるとほとんどない。結果的にアルファポリスに落ち着いて満足しているのだが、筆者の体験を簡単にまとめておく。

*小説家になろうはインターフェースが古すぎる

https://syosetu.com/

まるでガラケー時代のWeb画面を思い出させるような、手打ちHTMLを思い出させるようなインターフェース。また削除に関してもNGルールがあったりと、システムがとても古いまま現在に至るという印象。また挿絵も自由に入れられるが、一度「みてみん」という別サイトにUPしてからIDを挿入するというシステムなので、差し込みも変更も面倒くさい。

また、画像の画素数がオリジナルのまま読み込まれた後に縮小表示されるので通信量が無駄に増える。細い回線のスマホでの閲覧だとイライラする。

結果、なろうには一時期テストで投稿してみたことがあるが、使いにくくて凍結終了。

*エブリスタ

ここはインターフェースが新しいというか、今時のUI。画像が挿入できるのだが、私の記憶では1枚挿入すると改ページされるので、沢山「次へ」ボタンを押さなければならないのが不満だった。読み手にとって面倒くさい。また、複数の画像を一度にUPすると失敗することも多くイライラする。さらには画像サイズが800ピクセル程度に強制圧縮されるので高解像度の画像を入れられない点も不満だった。結局、画像挿入のしにくさがネックとなって終了。

こちらもしばらく使って凍結終了。で、noteに出会ったわけだが。

*note

長編小説に向かない。小説専用ではないので、章、話の入れ替えなどが難しい。管理が難しいのね。ドラッグ&ドロップで前後の入れ替えなどできるはずもなく。

また絵の差し替えも、結局は削除&UPし直しというスタイルなので、やっぱりさっきの絵に戻すという事が使えない。

なので、長期的な長編小説の執筆には使いにくいことが分かった。なので途中まで作ってそこでストップしている。

*Novel Days

講談社が運営するサイトで最近挿絵が自由に何枚でも入れられるようになったため、試しにアカウントを作った。アルファポリスがNGだったらここにしようと思っていた。だがアルファポリスで懸念事項が解消されたため終了。

ちなみに画像は画面内の表示状態より大きいオリジナルの解像度で表示させることはできなかった。絵の差し替えも基本的にUPし直しで対処。

*アルファポリスが理想的だった

小説投稿サイトなので、章、話の入れ替えは簡単。画像も1ブックあたり200枚まで挿入可能。また運営に問い合わせたところ、ビジュアルノベルのような画像多用ノベルの場合には、仕様上しょうがないので200枚に近づいたらブックを切替えて続編を書いても規約違反とは見なさないのでOKとの了解を得たので、実質無制限になった。

*アルファポリスは唯一の「オリジナルの解像度を表示させられる」投稿サイト

最初の表示時には、縮小された画像が表示される。画像をタップするとオリジナルの解像度画像が読み込まれる。これができるのはアルファポリス以外に知らない。ほとんどは低解像度で固定なのだ。みてみんだと逆に高解像度固定だ。

ブログの画像の取り扱いみたいに縮小表示とオリジナル表示とを切替えて表示させるような、ごく普通に画像が扱われるのが嬉しい。

もちろん挿絵は文中の任意の場所に入れられる。改ページは話単位で区切られるので、無駄に「次へ」のボタンが量産されることもない。

また画像リンクも文章も全てテキストベースなので、バックアップやコピペも可能。小分けにしてUPした話をコピペして1つの話にまとめ直すことも簡単だ。今回第1話(1)~(3)を(1)と(2)にまとめ直した。後から読み直す分にはある程度のボリュームで固まっていたほうが読みやすい。だが、細切れUPも都合上有り得るので、この辺の自由度は嬉しい。

*アルファポリスはPVではなくポイント表示

諸説あるらしいが、PVだと書き始め時には当然0人なのでモチベーションが上がらないから、という理由でポイント制みたい。書いて投稿すればある程度のポイントがあるように見え、徐々に減っていってゼロになる。投稿意欲を刺激するための仕組みらしい。なおポイントはいくらたまっても何にも使えない。PV数の履歴と一緒。大小が何の役に立つかというと作者の気分がよくなる効果しかない。役には立たない。

*インセンティブ制度

アルファポリスではポイントとは別に「インセンティブ制度」という物がある。これは「スコア」という単位で計算され、1スコア1円相当の価値あるものに交換できる。例えばAmazonギフト券など。ただし、これは相当読者を取り込んで安定して執筆しないと獲得できない仕組みになっているようだ。どうやら広告収入をスコアとして配分しているらしいので、何万PV単位に相当する読者が付かないとほぼゼロだ。だから期待しない方がいい。半年以上執筆し続けてから考えていい部分だね、ブログと一緒だ。

*細く長く続けるつもりなので

ドラグナーの本分は細く長く続けるつもりなので、投稿サイト選びは重要だった。ま、今後の状況次第では挿絵が減って文字ベースの小説になっちゃうかもしれないけれど、それでも後から挿絵を追加したくなったときにさくっと追加できる環境ってのは重要。読者がいつ付くかなんて分からないから、初期からのファンも要れば、挿絵が充実して「眺めるだけでもそこそこ楽しいコンテンツ」に育ってからのファンも付く可能性がある。ビジュアルノベルは絵も文章も考えなければならなのにでなかなかハードルが高い。マルチな才能が必要にある。だが逆にそういった活動をしている人も少ないので、目立つチャンスはあるよね(笑)

本当は逆で、絵を作るための設定を考えていたら物語になりそうなので、物語にして挿絵を作るという全く逆のアプローチなのだが、ま、何でもいいや。完結する保証はないしね。だいたいのプロットは出来上がっているので、やる気さえあれば完結は可能だけれど、その間に作者が如何に楽しんで絵や文章を作れるかが最重要ポイントなので、そこを重視すれば、多分完結できる気がする(笑)唯一の趣味とすればちょっとずつでも創作することになるからね。

というわけで今後も細々と執筆したりモデリングしたり絵を作ったりします。

今回の創作活動は約1時間(累積 約808時間)
(286回目のnote更新)


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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊