セミリアルな3DCGキャラクターを作るための本を読んでみた
(約 1,100文字の記事です。)
セミリアルな3DCGキャラクターを作る「完成データ付:CGキャラクター制作の秘訣」(著:江原 徹)を読んだのでそのレビュー記事を書きました。
表紙の美麗なキャラクターを作り上げるので、もちろん作業量は多い。しかもMayaを基本としてZbrush、サブスタンス3Dペインター、Photoshop、その他有料ツールを使うので、必要なツールを持っているだけでもかなりハードルが高い一冊だ。
私は今はBlenderベースだが、もし5月にあの一件がなければMayaを学んでいたところだ(笑)なのでまだMayaは扱えないので、詳細なレビューはできなかった。だがZbrushに関しては分かるので、「もし初心者がこの本を買ったら感じるであろう感想」をレビュー記事として書いた。
内容がプロ向けなので、3DCG初心者が読んだ感想とプロが読んだ感想ではおそらく逆の評価になると思っている。そういう意味では少しターゲットが狭いニッチな一冊という気がする。
ページ数が208ページ、厚さが約1.4cmと、想像よりも薄かった点からも、少し文字情報量が少ない。スクショは多いが、言葉による解説が所々「推して知るべし」となっている点が初心者にとって厳しい。
プロから見れば他人の製作ワークフローが分かるので学びの多い一冊だろう。情報の質は高いのだが、それに関する「文字での解説」の量が少な目な点が惜しい。もちろんワークフローなどの紹介自体は十分に価値があるのだが、やはりどうしても言葉の数が少な目だという印象。
ただ、個人的にはこれだけの質と量を1冊でカバーするのはちょっと厳しいと思っている。そして昨今では有料の動画チュートリアルも充実しているので(ただし大半が英語チュートリアルだが)、お金を払う身としては、今回のテーマの場合は有料動画チュートリアルがライバルになると思う。そう考えると、少し書籍の中の文字情報が少な目かな、という点はデメリットかも知れない。
今回の創作活動は約30分(累積 約2,852時間)
(782回目のnote更新)
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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊