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ゆく年、くる年

(約 1,300文字の記事です。)

あと1時間で2020年も終わる。だが私個人としては年が終わる感じが全くしない。2020年後半戦が1年単位で始まるような、そんな感じ。

激動の年だった。某ウィルスの影響は当然のことなので置いといて、それ以外でたくさん学んで実践して勝負した年だった。だが結論は年明けに出る。

また一昨年から見て大きく変わった何かということがなかったことも、2020年で何か区切りが付いた感じがしない理由だ。

Blenderのポテンシャル

Blenderも2019年の夏頃に2.8系が登場し、今は2.9系が出ている。なので新Blenderも2年目ということになる。この辺も2020年での大きな出来事に感じない理由だ。

個人的には来年2月のVer.2.92系が本命だ。アセットマネージャーの実装(有料プラグインではすでにあったけど)、そしてオブジェクト同士でのモディファイアのドラッグ&ドロップによるコピペの実装。この2つはでかい。

Blenderに勢いがある理由は、大手企業が出資者として名を連ね始めたからだ。もちろんプロの世界ではMayaが必須だろうが、そろそろ色んな事がBlenderでもいけるじゃん?という土壌ができてきた。誰かが必ず「Blenderでもできるんじゃね?」と試してみる土壌がある。これは重要だ。カーレースでトップの後ろにぴったり付いてくる2番手みたいな存在だ。トップを語ると必ず出てくる存在。

また個人的にも有料プラグインをずいぶん買った年だった。Blenderは無料だが、優良&有料プラグインで効率を上げていくという使い方がメインになるだろう。

Zbrushは少し失速

Zbrushも色々と頑張ってはいるが、正直失速気味だ。今年後半になってようやくZbrushらしい部分が強化されてきた。Zbrushは目先の派手さよりも、ZRemesherやデシメーションマスターなど、超絶ハイポリにして扱うがゆえに強化して欲しいエンジンのてこ入れに、ずいぶん時間がかかった気がする。一人勝ちの市場だからこそ、足元を固めるような進化が必要なのだ。

もう少しZbrushらしさで勝負して欲しい、というのが本音。

まだ超絶ハイポリはZbrushの一人勝ちだが、Blenderがスカルプトモードを強化して、さらにブラシなどもクリエーターが自由に作成してBlender Marketで売り買いできるようになれば、正直、わからない。

ZbrushとBlenderとの連携を探った年

今年は特にこれだった。12月になってもクリース付きメッシュの往復に関するプラグインを開発するなど忙しかったことも、2020年が終わった気がしない理由だ。まだあまり結果が出ていないので(笑)

とにかく、色んな物の結果が「来年に持ち越し」になった年だった。

来年の干支は丑だ。レッドブル(笑)猛進すべき年になるだろう。


今年一年ご愛読頂きありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

大和 司

今回の創作活動は約30分(累積 約2,100時間)
(527回目のnote更新)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊