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【医療ノンフィクション】疑惑のカルテ

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自分が遭遇した医療過誤と、その時の病院、医師、スタッフなどの反応を綴ったノンフィクション。
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記事一覧

【疑惑のカルテ Ⅰ】④カルテ改竄

「白い悪魔」になんか殺されてたまるものか。   戦闘開始を決めた私が最初にすべきことは、…

【疑惑のカルテ Ⅲ】③《過剰請求》3例目の詐欺が確定~《因縁》

私の手元に、同じ病院で撮ったとされる2枚の《エコー検査結果》がある。 この病院のエコー機…

【医療ノンフィクション】疑惑のカルテ① 失明と『ガスライティング』の恐怖

医療過誤で、左目の視力を失った。 当該病院である「大分整形外科病院」は当然ながら責任を認…

「自殺の名所」からの客 【ザ・医療犯罪】⑤

ミステリー作家らしく、ミステリーぽい記事を1つ。 医学論文は、簡単にネット検索できる。 …

【疑惑のカルテ Ⅰ】②復讐のシナリオ

主治医のY先生はとてもいい先生だ。 そう、ミスを犯すまでは。  もう40年も前に、私は故郷…

医療犯罪大国・大分 【疑惑のカルテⅢ】⑨

「大分県の病院は警察OBを常駐」させている。 医師に「治療の説明」を求めようものなら、すぐ…

デタラメ『医系技官』の生音声を公開!【疑惑のカルテⅢ】⑪

2020年6月1日夕刻、私は再び「九州厚生局大分事務所」を訪れた。 その時の会話を修正なしの生音源で公開する。 ※厚生局での対応は、「医系技官U先生」と「指導課長Y氏」である。  下に、音声を起こした記事を掲載する。 ----------------------------------------------------------- ■診療報酬の『過剰請求』について■ Y まずですね、3割を、払ってますね。 司 払ってます。払ってます。 Y その金額がですね

最後の賭けに勝った!!【疑惑のカルテⅢ】最終稿

2021年2月23日。私は最後の賭けを打った。 捏造の疑いが非常に濃厚な「心エコー」のデータを…

洗脳病院ーーガスライティングの恐怖 【ザ・医療犯罪】①

「ガスライティング」というのは映画『ガス燈』が語源だ。 「洗脳」の一つの手法で、「誤った…

【疑惑のカルテ Ⅲ】⑧ゴムの切れたパンツの謎~CTの謎が解けた!高度なトリックを駆…

撮っていない「CTの謎」は、実は今年の6月に解けた。 関東地区在住の有能なレントゲン技師兼…

【疑惑のカルテ Ⅱ】⑬医療無法都市・大分市

第二部⑪の質問について、昨日大分市より正式な回答が来た。 PDFを添付する。 ちなみに、私…

【疑惑のカルテ Ⅱ】⑫クチコミ

さて、病院の評価を、他の患者はどのようにしているのだろう?  ネットのクチコミサイトを見…

【疑惑のカルテ Ⅱ】⑤診察室での手術

2019年2月6日。 女友達が「顔のホクロを除去したい」と言うので、問題のO整形外科病院に付き…

【疑惑のカルテ Ⅱ】③手紙Ⅰ

事件から1年が経過した。 そこでこれからは、「1年前の今日を追う」というテーマで、1年前からの記録を公開することにした。 まずは、2019年1月31日に、大分整形外科病院副院長の松本医師から届いた葉書を公開する。 愕然とした。 「大変ですね。」 完全に「他人事」の物言い。 まったく、自分とは関係のない事故、という認識。 そして「お怪我」という言葉。 医者の世界では、「視力を失うこと」を「お怪我」と呼ぶのであろうか? この葉書をもらう10日前、1月21日の夜、