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早速、育児の大変さに気づいた話「パパ見知り?」

エンジニアで一児のパパ「つかさ」です。7月1日から育休を取得してちょうど1週間が経ちました。誕生から3ヶ月の息子が「パパ見知り」をして育児の難しさを痛感しています。そんな中でも解消に向けての微かな兆しが。

育児、思ったようにいかない

私は子供に好かれるタイプですし、それなりに器用な方だと思います。実際、妻の実家でも、オムツ交換、お風呂、寝かしつけなど、母乳をあげること以外は一回やればなんでもできました。「大変だけど楽しくやれそうだな。」というのが最初の感想でした。
息子が生まれたのは2020年3月21日。6月下旬、里帰りを終えて一緒に住み始めた頃、私が抱くと泣くのです。それはもう息が止まるほどギャンギャンと泣きます。妻に引き渡すとすぐに泣き止みます。「あれ?育児、思ったようにいかない。」
予想ですが、一緒にいた祖母がいなくなり、さらに住む環境が変わったことが原因のようです。変わってないのは妻の腕の中だけなのです。そりゃ、急に知らない場所で知らないおじさんに抱っこされたら、私でも泣きます。
この時から、グズグズした時にあやすのも、お風呂に入れるのも、少し控えるようになってしまいました。息子に極度のストレスがかかるのを恐れてしまったからです。

「パパ見知り」とは

そんな生活が数日続いた頃、「パパ見知り」という言葉を知りました。様々な解釈があるようですが、どうやらパパが嫌いなわけではなく、ママが良いというアピールだと解釈できるようです。科学的な根拠(エビデンス)にもとづく記事こそありませんでしたが、パパの顔を見るだけで泣くようになってしまう子も事実としているようです。

「パパ見知り」をなんとか解消したい

「パパも悪くないな」と思わせることができれば解消できると考えて色々と試してみました。
①できるだけ一緒にいる
私はこのために育休をとっています。他のタスクは全て捨てて、起きている間はずっとそばにいました。
②妻と仲良しアピールをする
妻と仲良しなことがわかれば安心するだろうと考えました。泣かれている私のことを不憫に思った妻も協力してくれました。息子を抱いたまま3人で肩を組んで「仲良しだねー」と声かけしたり、無駄にハグをしたり。笑
③声と動作でコミュニケーションをとる
妻を観察して気づきました。まずベースにあるのはコミュニケーションだったのです。私はというと、オムツ交換というタスクやお風呂に入れるというタスクを全うするのに夢中で、コミュニケーションが疎かになっていました。「オムツ交換するよー。」とか「頭洗うよー。」とか、その程度でした。ただの報告でつまらないですね。
それに気付いてからは、「お腹、チョン、チョン」など話しかけながら体を触ったり、歌いながら体を洗ったり、実際のタスクとは関係ないコミュニケーションをとることを続けました。

解消の兆し

3つの行動を初めて3日。少し解消してきました。具体的には、少しのグズグズなら私でも泣き止むようになり、数ヶ月ぶりに泣かずにお風呂に入れることもできました。まだまだ妻には敵いませんが...
本当に3つの行動による効果なのか、たまたま良くなったのか、うちの息子にあった対応だっただけなのか、この程度で解消するはずもなく実はこれから真のパパ見知りがくるのか、実際のところは分かりませんが、3つの行動は続けていこうと思います。

育児の大変さ

育児の大変なところは、ハッキリと会話もできないし、数値化もできない、子ども一人一人で正解が違うし、ロジカルにできないところだと思います。「あれ?仕事よりも全然うまくいかないぞ。」となります。しかし、今回のことで息子はコミュニケーションが取れるし、私の根っこのところまで見てくれてると感じました。より深い関係性が築けるように、正面から向き合っていきます。

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