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秋田 五城目町という小さな町で ~vol.2~

そういうわけで、4泊5日現地にどっぷり滞在したわけだ。 もちろん主役は生徒たちで、さまざまな現地の方々にインタビューをして、大阪で考えてきた課題(の予想)、解決策(の予想)はみるみる覆されていき、新たな視点から五城目の課題を見つめなおすこととなった。 そういうプロセスを経て、生徒たちは一皮も二皮も剥けながら成果報告会に向けて準備を進めていった。秋田に来る前、来たすぐ後のなんとも怪訝な表情(どうして秋田に行く必要があるの?これまでの北海道でよかったのに。的な)は嘘のように、

    • 秋田 五城目町という小さな町で ~vol.1~

      これまで長年実施してきた北海道の観光旅行から、校内で行っている探究の授業の実地演習という名目で「探究旅行」に冠を変えた。要するに修学旅行から観光要素を省き、ほぼ100%探究要素にした、ということだ。 秋田の五城目という町があることを、この立案のプロセスで初めて知った。どうやら調べてみると、「人口過疎」「少子高齢化」のトップを走る町だそう。今住んでいる大阪でもいずれは起こり得る問題の最先端を自分の目で見に行き、その課題に対する都会に住む高校生ならではの視点で解決策を探ろう、と

    秋田 五城目町という小さな町で ~vol.2~