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青春は透明なトンネルのようなもの

僕ら人間には、もっと言えば日本人には「青春」と呼ばれる時期がある。
青春はその中にいる時は気づけない。
青春という見えないトンネルの中にいるから。
だから大人の世界が妙に煌びやかなものに見えたりする。
「大人はいいな。」なんて青春期誰もが1度は思ったことがあるんじゃないだろうか。
でも見えないトンネルが邪魔をして近づけない。
学生は親や、先生や、いろんな大人という名の「見えないトンネル」に邪魔されて
遠くに見える面白そうなアトラクションがありそうな遊園地に近づけない。
そんな不満や、憧れを胸に抱いて青春を過ごしていると見えないトンネルがないことに気づく時が来る

トンネルを抜けた風を強烈に感じながら、前に遠くに見えた面白そうなアトラクションがありそうな遊園地に近づくと近くで見ると結構錆びていたりすることに気づく。あんなに憧れたのに遠くに見えていた綺麗な富士山も近づいてみれば坂と木に囲まれる。

遠くから見ていた方が良かったりもするものも大人の世界には沢山ある。

そのつまらなさを知ることが「大人になる」ということのひとつなのかもしれない。