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仮想化&クラウドInfo.(2014.08.09)

VIRTUALIZATION.INFOCLOUDCOMPUTING.INFOをウォッチする仮想化&クラウドInfo.シリーズ、2014.08.03(日)~2014.08.09(土)分です。

(1)リリース: Login Virtual Session Indexer 4.1
(2)RackspaceがパブリッククラウドIaaS市場から去ろうとしている

そのほか。

(3)Microsoft、Internet Explorerのサポートを最新版のみに - 2016年1月から

以下、各記事の主要部意訳です。

(1)リリース: Login Virtual Session Indexer 4.1 (virtualization.info, 2014.08.06)

Login VSIはベンダーに依存しないベンチマークユーティリティーであるLogin Virtual Session Indexer (VSI)の4.1版をリリースした。4.1版は、2013年5月にリリースされた4.0版の次版にあたる。Login VSIは独自のユーザーワークロードのシミュレートによって、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)とサーバーベースドコンピューティング(SBC)の性能と拡張性を計測する。これはLoginコンサルティングがProject Virtual Reality Checkでの使用のために開発したものだが、現在、Login VSIは自身も会社化し、複数のベンダーで共通的に使用されるベンチマークツールになった。Login VSIはExpress版が無償で提供されており、Login VSIのサポートが受けられるPro版もある。

(2)RackspaceがパブリッククラウドIaaS市場から去ろうとしている (cloudcomputing.info, 2014.08.06)

ITホスティングとクラウドコンピューティングの企業であり、Openstackの共同創設者でもあるRackspaceが、どうやらPublic Infrastructure as a Service (IaaS)の提供を停止し、顧客が独自のクラウドサービスを構築、運用するのをサポートするマネージドクラウドなどのクラウドサービスに注力することを計画しているようだ。Bloombergによれば、さかのぼること5月、同社は売却や他の技術企業との提携も含めた同社の将来にとっての最良の選択肢を考えるために、米金融企業のMorgan Stanleyを雇った。[...]Forbesが記事にしているように、Rackspaceのような企業がAmazon、Googleといったマネージドサービスを提供していない企業との間で価格競争を戦い、収益事業としてのマージンを維持していくのは困難だ。

Forbesの記事へのリンクが切れていたのですが、たぶんこちらだと思います。

(3)Microsoft、Internet Explorerのサポートを最新版のみに - 2016年1月から (マイナビニュース, 2014.08.08)

米Microsoftは8月7日(現地時間)、Webブラウザ「Internet Explorer (IE)」の利用者が、より安全で新しいWeb標準に対応する最新バージョンを使用するように、2016年1月12日からIEのサポートサイクルを変更すると発表した。Windows VistaならIE 9、Windows 8.1ならIE 11というように、WindowsおよびWindows Serverの各プラットフォームで使用できるIEの最新版のみにテクニカルサポートとセキュリティアップデートを提供する。

ちょっと不調で更新が滞っていました。遅ればせながら、該当期間分のVIRTUALIZATION.INFOとCLOUDCOMPUTING.INFOの記事だけでもフォローしておきます。

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